゚・*:.。 のんびり兄 With 子怪獣 .。.:*・゜ 

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バイバイの日

ついに来てしまったこの日。
妃萌ちゃんと バイバイする日が・・・・
前日に買った 妃萌ちゃんの棺の中に入れるお花をたくさん買ってきた。
そのお花を茎をちぎって カゴにたくさん入れた。
火葬場に持っていくお花。
女の子だから ピンクのお花がたくさん。
そして 妹と妃萌ちゃんの服を買いに前日に行ってきた服 オモチャ キティーちゃんのおしゃぶり一緒に持って・・・・

火葬場には9時から予約した。

8時過ぎに家出た。
妃萌ちゃんを 私は だっこした。
後ろの席で ず~っと涙が止まらない・・・・
溢れだして 止まるコトのない涙・・・・
もうすぐ バイバイしないとならない。
その時間が 少しずつ近づいている。
そんなコト思うと 胸が締め付けられる・・・
陽斗も そんな私の姿みて この時は そ~っとしててくれた。
本当に お利口さんな陽斗・・・・


火葬場に着いた。
私達だけだった。

妃萌ちゃんの火葬に来てくれた人は 実家の両親。義父。仲人さん。(仲人さんは義父の実の妹夫婦) そして・・・妹と義兄 のみ・・・・

9時と言う時間が近づいた・・・
棺を開けて 何度も何度も妃萌ちゃんと逢う・・・

そして ついに時間が来た。

妃萌ちゃんが 火葬する所に連れて行かれた。
妃萌ちゃんの周りに 可愛いお花をたくさん 入れてあげた。
涙が止まらない・・・
そして・・・・ 火葬場のおじさんが・・・
「時間です。 辛いですけど・・・」と良いながら 妃萌ちゃんを連れて行ってしまった。

私は崩れ落ちた・・・・
パパに支えながら 待合室まで連れて行かれた。

そして・・・
30分後 呼ばれた。

妃萌ちゃんは もう小さな 骨壺に入っていた。
さっきまで冷たかった妃萌ちゃんが 熱くなってしまっていた。
私は ず~っとだっこした。

そしてお寺に向かう車の中で そ~っと骨壺の中の妃萌ちゃんに逢った。
ちゃんと 骨が残っていた。
嬉しかった~
小さな小さな骨。
思わず手にしてしまった。
このまま 妃萌ちゃんのお骨を持っていたかった・・・
でも 骨壺に・・・・・・・

お寺に着いて 供養してもらった。
そして 納骨の話になり 私は しばらくは一緒にいたい・・・と。
そしたら お寺の和尚さんは
「ちゃんと納骨してあげないと成仏されないから 早めに納骨してくださいね。その時は また声掛けてください」と言ってくれた。
だから あまり間開けると きっと納骨したくなくなるから
あと3日間だけ・・・ってコトで7/7の七夕の日に納骨することに決めた。


小さくなってしまった妃萌ちゃん。

あまり実感がなかった。
夢を見ているかのようだった・・・・
まだ 数日前までは 妃萌ちゃんは私のお腹にいたのに・・・・
実感が湧く訳もない・・・・

小さな骨壺になった妃萌ちゃん。
その日を境に 涙の回数も少しは減った。


★納骨の日へ・・・★













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