時間と言葉

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April 15, 2006

今日からカテキョ

(6)

カテゴリ：徒然なるままに

　「春ちゃん、今日ヒマ？」

　いつもの夜のお誘いだ．．．．．．．．．．

　飲んで騒いで帰って来たら、朝の５時過ぎ（苦笑）
　いやはや楽しい時間は過ぎるのが早い。
　僕もまだまだ若いなぁ、と変に自信を持ってしまった。

　でも今日からカテキョ（家庭教師）なんだよなぁ。

　もっともカテキョの時間は夜７時からなので何の差し障りもないけれど。

　実をいうと僕は大学生の頃、高校生のカテキョのバイトをしていた。
　確か、月３万円の報酬だったように覚えている。

　今日からのカテキョの報酬は月１万円！？
　週２回で一回２時間のカテキョの報酬がだ。
　よく考えてみると最低賃金の時間給を下回っているのだ（苦笑）
　おまけに今日は教材等を買ったので、４千円くらいかかった。
　さらには今日からなので、今月は５千円でいいよと言ってしまったのだった。

　早い話が、今月の報酬額は１千円。
　まだあと２週あるんだけど・・・・
　つまりは時間給に直すと１００円切るということだ（苦笑）

　僕の妹分の子供だし。
　僕は子供が大好きなので、実は楽しみにもしてるのだ。
　そこにはまだあと子供が３人いるし（笑）

　教え子は中学一年生の女の子。

　英語を教えるにあたって愕然としたのが、その教科書の内容もさることながら、教科書の授業に入る前に「英語とは何であるか？」というくだらないことを延々と学校でやるということ。
　その内容たるや、英語教育とはあんまり関係ないとしか思えないようなことがらだった。
　「ゆとり教育」とはアホを生産するための教育法なのか？と思ってしまった。

　そんなだから、今日の英語のカテキョ内容は・・・・

　アルファベットの小文字の書き方（知らないということに吃驚した）、あとは簡単な単語や教科書に沿った「あいさつ会話」程度しかできなかった。

　うーん、前途は長い道程だ・・・・

　数学は正の整数や負の整数の概念など、「僕らは子供の頃こんなレベル低かったったっけ？」と首を傾げるような内容の教科書に沿って進めていった。

　幸いにして、教え子は理解力もまずまずで僕としては手応えを掴んでいる。
　僕の用意したプリントも最後は１００点満点で、彼女自身もとても喜んでいたのが印象的だった。

　子供は喜ばせてやる気を出させないといけないのだ。

　願わくば・・・グレずにこのまま可愛く育って欲しいなぁ。

　そして、僕のような大人にはなって欲しくはないもんだ（笑）

　ええトシして朝まで遊んでいるような大人にはね、なっちゃダメだよ！

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