はるっぴ子育て奮闘記

はるっぴ子育て奮闘記

誕生!!!・・・ようこそっはるちゃん♪

5月24日深夜

痛さで眠れないまま日付は次の日になってしまいました。(;_;)
陣痛の感覚はだんだん短くなってきて、痛みもかなりはげしい。
看護婦さんが赤ちゃんの心音を聞いてみて、まだまだとのこと。
生まれるときにはこの心音がだんだんお腹の下のほうに下がってくるのだそうだ。

陣痛も3分おきくらいになり、かなりの激痛。
あたしの痛がる様子をみて、旦那はおろおろしていた。
看護婦さんが腰をさすってくれる。少し楽になる。このときにほんとうに看護婦さんが白衣の天使に見えました。

2時か3時ごろだったと思う。陣痛の感覚もだいぶ短くなり、分娩室へ。
このとき自分の足で歩いて分娩室まで行ったのだけれど、もうやっとの思いだった。

点滴をうたれて、分娩台に横になっていると、婦長さんがやってきた。
今の状況を聞いて内診した結果、まだまだ子宮が開いていないとのことで、再び歩いて病室に戻されてしまった。
ああうううう。

それからが本当の陣痛のはじまりでした。
ほんと今までのとはくらべものにならないくらいの激しさ。

病室に戻されたとき婦長さんに、陣痛の痛がりかたがまだまだだといわれてて、こんなに痛いのに?と思っていたら、それは本当だった。
とにかく痛い。痛みに耐えれず声がでてしまうほど痛い。
どこがどう痛いのかといわれても今では思いだせないけれど、とにかく痛かった。

看護婦さん2人がついていてくれて腰をさすったり汗をふいたり、呼吸法を指導したりしてくれた。痛さで息を止めてしまうと、赤ちゃんに酸素がいかなくなるんだそうだ。
でも、痛いのよぉ。

旦那が目の前でいっしょになってあーあーいって、おろおろしている。あたしが痛がってるのに、もうちょっとしっかりしてくれよーと思っていた。
後日、聞いてみたら一緒に呼吸法をしていてくれたのだそうだ。f(^-^; ポリポリ
この時はまだりきんじゃいけないっていわれていて、体に力をいれずに痛みに耐えなければならず、ほんとに大変だった。





5月24日AM5:00ごろ

ひたすら痛みに耐えて時間の感覚が曖昧だけれど、それからしばらくして、婦長さんが、「あら、赤ちゃんの頭がもうそこまできとるよ、さぁ、そろそろ分娩室にいこうか」と言った。

やっぱり自分で歩いて行くのね。(涙)
陣痛の合間に移動するといわれても、疲れて動ける気がしない。
しかしそんな弱音をいっている場合ではない。
どうにかこうにか分娩台にのった。

このとき旦那もついてこようとしたのだが、婦長さんにとめられてしまった。
本当は旦那につきそっていてもらいたかったのだが、この病院では立ち会い分娩は認めていなかったらしい。
旦那も立ち会いたかったようなことをいっていたので、ちゃんと調べておけばよかったなと思いました。

陣痛の波がきて、お腹がぎゅーっという感じになったら息を止めずにりきむ。これが難しい。
あたしは直前まで働いていて、マタニティ教室には結局参加できなかったので、呼吸法も本で読んでいただけ。
こんなことならちゃんと勉強して練習おけばよかったよ。

一回の陣痛で2回りきんでね、といわれても疲れて力が入らない。そのうち1回しかりきめないようになってきた。
赤ちゃんはやくでてきて。もうママ限界だよ。もうがんばれないよ。
痛みと疲れからそんなふうに弱気になってしまっていた。でも今思えば、はるひもこの時一生懸命うまれてこようとがんばってたんだよね。ちょっと恥ずかしい。





5月24日AM7:00

もうここらへんからは記憶がぼやーっとしている。
先生が会陰をちょっと切るからといっていたのは憶えているけど、いつ切られたのかも覚えてない。痛みもなかった。
あとで看護婦さんに、最後はちょっと機械でひっぱりましたよ、といわれたのだけれどそれも覚えていない。

意識がもうろうとしているなか、遠くに産声がきこえた。
あー、やっと産まれたんだ。はー、もうがんばらなくてもいいんだ。はー、よかった。
お腹の中にいたころは、赤ちゃんがこの世にでてきたときに話しかける言葉とかも考えていたんだけれど、体中の力がぬけてそれどころじゃなかった。(笑)

赤ちゃんが産まれた後も胎盤やらなにやらをそのあとに出さなきゃいけないというのを本で読んで知っていたので、あ、そっかもうひとがんばりあるんだなと思っていたら、先生がお腹をぎゅーって押してくる。
これが痛い痛い。
本には赤ちゃんを産んだときみたいにもう一度りきんでだすと書いてあったけれど、りきまないでといわれ、先生がお腹を押して出してしまった。

切ったところをぬってもらって、洋服をきちんとととのえてもらってやっと赤ちゃんとご対面。
3600gもあったよ大変だったねーと看護婦さんがつれてきてくれた産まれたばかりのはるひは、肌が青白くてしわしわでちいさくて、でも一生懸命生きようとしてて、ほんと愛おしく思いました。

こうして、5月24日AM7:01、体重3600g、身長50cmのはるひがこの世にうまれてきたのでした。


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