寅さんの身近な学校でも、イジメ等の問題が起きています。
(全国津々浦々です)
近々、PTAでも検討会が行われます。
問題は、休み時間、教師の目の届かないところで行われています。
当たり前と言えば、当たり前です。
教師の目の前で公然と為されたら、もう末期症状ですもんね。
で、常々、疑問だったのですが、
休み時間に、どうして先生は教室にいないのでしょうか?
もちろん、次の授業の準備はあるでしょう。
しかし、一々職員室に戻らなくても教室で準備ができるようにもできるはずです。
何か、休み時間には、職員室でお茶を飲むのが暗黙の約束事になっている気がします。
労働者には、休み時間、昼休みも含めて、休む権利があります。
寅さんも、だからこそ、休み時間に子どもたちと接しているボランティアを
学校に導入したいものだと運動しています。
しかし、ちょっと待て、という意見もいただきました。
実は、教師は、地方公務員として、
休み時間にも働かなければならない義務があるというのです。
学校での「休み時間」は、教師にとっては休息の時間ではなく、
立派な勤務時間なのです。
昼休み時間もそうです。
朝八時から午後四時までは、全力をあげて、
子どもを守るために、全霊を尽くさなければならないのです。
ですから、教師の目の届かない、休み時間に行われたイジメだ、という言い訳は
根本的に通用しないのです。
私は、現実的に、先生方に超人的な仕事をしてください、とは言いたくありません。
しかし、責任はあるわけです。
だったら、ボランティアを導入したらどうでしょうか?
って言いたいのです。
そして、それにしても、もっと子どもと接してください。
子どもと遊んでください。
子どもと遊ぶことを、子どもに媚びを売っているように考える「プロの先生」もいます。
そういう先生は、生徒とは、教科の授業でしか、接点を持たないでよいと考えているわけで、
明らかに、職務怠慢を行っているのです。
教師は、学力向上させて、なんぼ、ではなくて、
子どもと接して、なんぼ、のはずです。
でも実は、これは、「義務」でも何でもなく、
教師の資質をもつ人は、黙ってても、子どもと接してしまうはずです。
だからこそ教師になったはずです。
もし、子どもと接することが負担なら、資質が無いと去っていただいた方が
お互いのためです。
ぜひ、予備校の講師か、ビデオ講師、本の執筆でもしていただきたいものです。
教育問題解決は、シンプルに考えたいものです。
子どもが好きかどうか、です。
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