昨日の、「授業の実力論」の補足ですが、
技術の向上が、そのまま、うまく当てはまらない子どもたちがいます。
教室の中の障碍児、グレーゾーンと呼ばれる子どもたちです。
ADHDやLDと言われる軽度発達障碍の子どもたちを
授業に引き込み、指導をするには、別のコツがあり、原理原則があります。
そのポイントを押さえずに、
自分の学級経営が悪いんだろうとか、
何て、自分は未熟な教師なんだろう、なんて、悩んでも
仕方がないことです。
つまり、その分野の勉強をすることです。
でも、やっぱり、同じなのは、
先生が尊敬と信頼を取り戻さなければならないということです。
これが、何と言っても、一番最初にしなければならないことです。
そして、これは、生徒が、自然にもっているものではないのです。
特に、ハンデをもっている子は、すでに何度も、
ちょっとしたことで、すぐ叱られるっていう経験を積んでいます。
だから、「先生」というものを、最初から信頼なんかしていません。
どう思っているかというと、
「新しい先生は、おれをどう扱うかな?」
「今度の先生はどうかな?」
って試すんです。先生を。
先生をこんな風に、からかったら、
先生はどうするかな?
どのくらいやったら怒り出すかな、って試すんです。
いわば、疑心暗鬼なんです。
そういう子どもの信頼と尊敬を取り戻さなければ、すべてが始まらないのです。
ところで、すごい風雪。
お陰で、PTAの会合は延期、ホールの準備作業も延期。
これは寅さんにとって、大変ラッキーなことで、
明日の実験の準備ができます。
何せ、明日は、5つの実験教室をし続けなければいけないんで、
これは、さすがに、初めての経験です。
神様に感謝です。
それと、河北新報に、気仙沼での記事が載りました。
結構大きかった。
感謝。学校でプリントされ、子ども達に、ヨイショ、ヨイショされました。
これも、すべてご協力いただいたお陰です。
ありがとうございます。
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