いつものことだが、そして、どこでものことだが、
中学校の終業式で歌われる、校歌の声に小さいこと。
これは、生徒が怠慢だからだろうか?
人に気兼ねをするからだろうか?
でも、卒業式では、びっくりするほど、大きな声がでます。
「声が小さい!」と叱るのは、
前のページにも書きましたが
「自発性を持て」と他律的に、脅される授業みたいなもんです。
そもそも、生徒代表の、1学期の反省や、夏休みの決意の発表なんて、
そんなの、どんな意味があるんだろう?
あれで、主体的な姿勢を表しているとでも思うバカは誰もいない。
誰だって、ヤラセとわかっている。
それなのに、いつの間にか、
「夏休み前に、お前達は、こう約束したではないか!」
と叱られる。
「自発的」「主体的」という言葉は、
実は、押しつけをカモフラージュする、免罪符になっているんではないだろうか?
優秀な教師たちが、智恵を絞れば、
もっともっと、心からワクワクする終業式ができるはずだ。
どっかのライブハウスよりも、熱狂する終業式があっても
いいではないか!
いや、そのくらい、熱があるべきだ!
もし、この学校は、僕たちのことを、本当にわかってくれ、
素敵な世界に導いてくれる、素晴らしい学校だ、
と本心から、生徒が思ったら、
校歌を高らかに歌わないはずがない。
校歌を歌わないのは、教師陣に突きつけられた、
生徒からの判定です。
そうです。「不合格」なのです。
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