蚤とダイエット

蚤とダイエット

2008.07.21
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カテゴリ: 肉について
そもそも日本人は肉はほとんど食べないで生きてきた民族なんですね。
それが戦後、給食における牛乳、パン食にはじまり
肉食も増えていきました。
それと反比例して米の消費量は右肩下がり。
その結果として生活習慣病の蔓延です。
こんなに蔓延しているのに大方の人は食事内容を変えようとしません。
食事が生活習慣病の大きな原因だ、ということに気づかない。
あるいは、分かっていても変えられない。
肉は煙草やアルコールみたいに習慣性があるのですね。


「肉は食べない方が健康的」

と述べるのは管理栄養士の幕内秀夫さん。
なぜ日本人はこのように肉を求めるのでしょう?
幕内さんは次のように書いています。(太字が引用)

そこには「肉を食べるとスタミナがつく」という思いこみが
あるのではないでしょうか。特に体を使う仕事をしている人や
スポーツ選手にその傾向は強いようです。


幕内さんは野球が好きでよく球場へ行くそうです。
しかし、いつも不思議におもうことがあるそうです。
それは、体を鍛えているはずのプロの野球選手に
どうしてこんなにケガ人が多いのだろうか、ということなんですね。
まあフェンスにぶつかったりボールが当たったり折れたバットが
ぶつかったり、というのだったら、ケガしても当たり前ですけどね?
幕内さんはこう述べています。

転倒しただけで肉離れを起こしたり、骨折したりというのは
どうも腑に落ちません。
いろいろな原因はあると思いますが、私はスポーツ選手の
「タンパク質信仰」に大きな原因があるような気がしてならないのです。




パプアニューギニアの高地人は、食事の90%以上がさつまいもです。
肉や魚はほとんど食べませんが、筋骨たくましくよく働きます。
日本人もまた、肉をほとんど食べず、それでいて元気に過ごしてきた民族です。
世界には長寿者のたくさんいる村がいまでもいくつかありますが、
その中で肉を多食しているところはありません。
アメリカではガンや心臓病と食生活の関係についての調査がされています。
1977年に発表されたマクガバン・レポート、1982年に発表された
全米科学アカデミーの「食物と栄養とガン」のレポートでは、
肉類を減らすことが重要だと主張されています。事実、いまアメリカでは
肉類を減らし、魚介類や大豆製品でタンパク質をとることが
見直されているのです。


【出典】
じょうぶな子どもをつくる基本食

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Last updated  2008.07.21 18:47:33
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為谷邦男@ Re:四季彩の丘4(07/01) 間違えて青い池の画像が入ってしまいまし…
背番号のないエースG @ Re:花のある暮らし(06/02) 6月に入り、本土もそろそろ梅雨入りですね…
Fugu-chan @ Re:国産米が無くなる!?(05/09) カナダで売ってる日本産のお米、日本より…
為谷 邦男 @ Re[1]:「ん」は七変化(01/31) ごねあさんへ コメントありがとうござい…

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