蚤とダイエット

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2009.04.01

生活習慣病にかかったら何かを諦めましょう

(2)

テーマ：食べ物あれこれ(50423)

カテゴリ：生活習慣病について

諦めるものが多ければ多いほど経過はいいようですよ？

「なんのこっちゃ？」

煙草、酒類、食べ物もろもろ。
これらのうちから何かを止めましょう、ということね？

ぼくはある時痛風発作が起きました。これが発症すると言うことは
それまでに、高尿酸血症ではあったんです。
健康診断で尿酸値の移り変わりは分かっていました。
だんだん上昇していました。
でも発作が出るまでは、本気にはなれませんでした。

「あ～あ、ついに来ちゃった！」

です。
それまでも好きなアレを控えてはいるつもりだったんですよ？
でも来ちゃいました。

血圧も少し正常値を超えていました。

「減塩をして様子をみましょう」

と、医師には言われました。

空腹時血糖値は130mg/dl

健康診断の結果表を持参して内科を受診しました。

「家庭用血圧計を購入して下さい。
ちゃんと上腕の血流を止めて計るタイプです。

血糖値については様子を見ましょう。」

と、言われたけど、その後血圧計を買うでなくそのまま行かずじまい。
あ、この時は痛風発作が起こる数ヶ月前の事でした。

やっぱり本気になれないんだよね。痛みがないと。
何度もこのブログに書いているように、ぼかあ痛風発作が起きて本当に良かった。

「○○を摂ったら血圧が下がった」

とか、

「△△を食べたら血糖値が下がった」

とか、あるのね。健康雑誌の典型的な記事手法ね。

でもね、基本的なことを改善しないで何かを摂って良くなった、
というのでは、万人には向かないと思います。
たまたまそれで効いた人がいたけれど、効かなかった人も
沢山いるはずなのです。
ぼく自身、血糖値を下げるために、味噌ニンニクを作ったり
酢大豆を作ったりして食べたけど、下がりはしなかった。
上がりもしなかったけど。
上がらなかった分効いていた、とも言えるかもしれないけどね？

でもね、痛風にかかってアレを止めたら、
尿酸値だけでなく、血圧も、血糖値も下がっちゃったんだよ。
ついでに体重も16kgも落ちたんだよ。

何を止めたか、というとね？
プリン体を多く含む食品を摂らないことにしたのね。
そうするため、肉と魚介類を止めた。ただそれだけ。
その後動物性食品は良くないんだ、ということが分かって、
卵も止めた。牛乳・乳製品も止めた。
チーズは大好きだったのにきっぱり止めた。
痛風には飲酒も良くないとされているのは重々承知で、
ビールはキリン淡麗生のプリン体カットの発泡酒に替え、
日本酒から焼酎に切り替えた。
これだけは止めようとも思わなかった。
その間いろんな健康に関する本を読みあさりました。
すると「動物性食品って良くないぞ、牛乳・乳製品も良くないぞ」
ということが分かってきたのね。
そこでこのブログ 蚤とダイエットを立ち上げたわけ。

今は、 蚤ルックダイエット (=No Milk Diet)も提唱しているってわけ。

生活習慣病の方、ぜひ 蚤とダイエット＆蚤ルックダイエット を実践してみて下さい。

そうそう、糖尿病（ここでは２型）患者のための糖尿病食というのがありますね？
カロリー制限をした食事。でも、食べていけない食品はない、と
医師や栄養士が言ったりします。
それって真っ赤なウソ！
肉はだめだよ。卵もダメ！　牛乳・乳製品も絶対駄目！
魚介類も完治するまでは止めた方がいいよ。

「え？糖尿病って完治はしないんじゃないの？
一生つきあっていく病気だ、って医師が言ってたけど？」

あ、それは医師が間違い。無知。そういうわけ。

癌にしたってそう。癌は退縮しない。一度できたら増殖を繰り返すのみ、
と、医師は思いこんでいるわけ。そのように大学で習ったからね。
だからまずは手術で切り取ろうとする。
さらに、再発しないように抗ガン剤を投与しようとする。
これが大間違い。その証拠にこういう治療が有効だったら、
癌で死ぬ人が減って行くはずじゃん？
ところがふえてるんだからね？　だから大間違い。

まさに抗ガン剤で殺されるってわけね。

筑紫哲也さんが良い例だよ。あの方はまさに抗ガン剤で殺されるを証明してくれました。

だから、ガンで死んだら110番　愛する人は“殺された” ということになるわけ。

癌なんてニキビみたいなモンなんだよ。
ニキビだったら放っておけば治っちゃうでしょ？
でも、ニキビ体質を治さなかったらまた他の場所にニキビはできる。
癌は放って置いただけじゃ治らないけどね？　でも考え方は同じね。
つま～り、癌にかかった原因（癌体質）を取り除かなかったら、
切り取ってもまた癌はできる。再発、転移はおきちゃうわけ。
こういうことを主張している医師はほんのわずかしかいないんだよね。
寂しいかぎりの日本の医学界でございます。

生活習慣病にかかっていながら、今までの食生活を続けたい、
などということはもう止めましょう。
何かを諦めなかったら本当の完治はあり得ませんよ？

「一生薬を飲み続けてもいいから好きな物食べたい」

という方はどうぞそうしてください。
でもピンコロ人生は諦めて下さいね？

しかし、諦める、という言葉は良くありませんな。

ぼく自身は諦める、とか、しかたない、という意識じゃなかった。
必死だったからそんなこと考えなかったんだと思う。
ともかく、

「このままの食事を続けていたらとんでもないことになる」

と、危機感があったようだ。
だから本気になれたのかもしれない。

結果として尿酸値だけでなく血圧も血糖値も下がってしまった。

人間はヒトの食性に合った食べ物を食べていたら
そんな簡単には病気にはならないものなんだよ。

最後にだめ押し。

「肉を 控える 、牛乳・乳製品を 控える 」

という 控える のでは絶対にだめです。

完璧に止めましょう。

完治したらね、そりゃあね、少しは食べてもいいかもしれない。
でもね、ぼくは、恐ろしくて肉は食べられなくなっちゃった。
牛乳・乳製品もおなじね。
でもパンをたま～に食べたりするけどね。
卵自体は食べないけど、ラーメンの麺に入っている場合は食べちゃう。
あんまりがんじがらめに規制はしていないけど、
けっこう気を使っている。
魚介類も宴会で特別メニューじゃないかったときに、
刺身を食べちゃったりするけどね。
それはほんのたま～にのことさ。

でもやっぱりお肉食べたい？
チーズ食べたい？
うんうん、わかるわかる。
そういう方のためにとっておきの本があるんだよ。
これ↓