蚤とダイエット

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2013.05.18

建設的な批判の質問です。

(4)

テーマ：正しい食育ってなに？(1642)

カテゴリ：食育について

と、タイトルのコメントをふぁいおさんからいただきました。全文は以下。

人間は農業をやるようになった期間より
狩猟に従事していた期間のがながいと歴史は示しています。当然人間の体は狩猟に適した栄養吸収をしていると思うし、栄養のバランスなんていわれ始めたのはそんな昔ではないような気がします。食の欧米化が進んだことでバランスが叫ばれるようになったような気もします。何か裏がありそうな気も、、、
で、それまではその土地で食べられるような食物しか食べれなかったし、土地によっては野菜を一生のうちにほとんど食べられない地域はあったと思われます。
こういった具合に矛盾も生じてきますが、どう解説されますか？ご回答をよろしくお願い致します。
ちなみに私はカロりーのとりすぎとたんぱく質の欠乏が少しは原因しているのではないか？と随分前から考えています。

＞人間は農業をやるようになった期間より
＞狩猟に従事していた期間のがながいと歴史は示しています。

このような主張をする人がいることは存じています。
さらにそういう人の中に医師もいることが驚きです。
為谷が回答するより、管理栄養士の幕内秀夫さんのブログ記事を紹介します。

そう言えば、最近、「糖質制限食」だけではなく、原始食、縄文食なる主張をする人たちもでてきています。その主張を見ると、「人類の長い歴史の中で農耕が始まったのはたかだか一万年に過ぎない。人間は穀類やいも類を食べるようになって糖尿病や様々な病気が増えた」、「むしろ肉食のが適している」という主張です。お話としては面白いのですが、今、私たちの肉食を可能にしているのは膨大な穀類、いも類の消費の上に成り立っているということを知ってるのだろうか？と思いますね。
上記の文言は一部を切り取ったものですので、ぜひ以下で全文を読んでください。
http://blogs.yahoo.co.jp/makuuchi44/archive/2013/5/15

＞食の欧米化が進んだことでバランスが叫ばれるようになったような気もします。

そのとおりですよね。

はい。裏があります。これは、
「肉類、牛乳・乳製品を存分に取るように」というお達しなのですね。
国がそれを推進しているのです。
現在、日本国民の多くの方がそのような食生活を送っています。

＞それまではその土地で食べられるような食物しか食べれなかったし、
＞土地によっては野菜を一生のうちにほとんど食べられない地域はあったと思われます。

そのとおりですね。

＞こういった具合に矛盾も生じてきますが、どう解説されますか？

矛盾ではありません。その地域で手に入る食材を摂取してきたわけですから、
それぞれの民族はそれに合うように体が対応するようになっていったわけです。
簡単な例では、イヌイットの人たちは動物性食品が主体です。

＞ちなみに私はカロりーのとりすぎとたんぱく質の欠乏が
＞少しは原因しているのではないか？と随分前から考えています。

カロリーのとりすぎはそのとおりですよね。
しかし、 蚤と蚤ルックダイエット を実践したらカロリーの取りすぎにはなりません。

逆に、たんぱく質は取りすぎているとおもわれます。
それが生活習慣病の原因の大きな一つとなっていると確信します。