蚤とダイエット

蚤とダイエット

2014.04.11
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カテゴリ: 少食のすごさ

タイトルのことを述べるのは内海聡医師。
続きを読んでみましょう。



野生の動物はまず一日三回律儀に食べるなどということはしない。特に肉食動物は狩猟だけでも一苦労であり一日に三食も食べることができない。逆に草食動物はエネルギー維持のためにかなりの時間食事に使うが、これも律儀に食べるという法則はなく、また野生の草食動物(たとえばサバンナの動物)などは、いったん移動するような時期になれば当然食べることができない時期が訪れることになる。彼らはそれでも肉体も精神も保てるような構造になっているのだ。

古代の人々も同じである。インディアンやエスキモーやアイヌやアボリジニーの人々、さらにいえばその後の歴史の平安時代や江戸時代の人々でさえ、一日三食食べるなどということはなかった。彼らは狩猟できた時にまとめて食べるということも多かったし、農耕が浸透してきた後の時代でも一日二食主義が一般的であった。そして今から考えて「こんな程度・・・」という粗食な内容でも、現在のわれわれより健康な肉体を持っていたのだ。


結局のところ、「一日三食食べようぜ!」なんていう扇動は基本的にはメディアしかやってない。今の日本の食料自給率の低さを見れば分かるように、国民に対して必要以上の「食料需要」を煽ることは、米国穀物メジャーや食料ビジネスに直結しているのだ。ラーメンブームを煽り立てたことで小麦需要が飛躍的に増加して、得したのは結局外資系の穀物大企業たちであった。結局、自然か不自然かを見極められる直観力を身につけて、少しでも自然に近づく努力をすることが、本当の意味での健康を取り戻す最良の手段なのだ。

そしてこのことは、食の本質や医療の本質を知るだけではダメで、最終的には権力の構造、世界の本質的な構造にまで思考を及ばせることができなければ、本当の意味での理解は手に入れることができない。違う言い方をすれば、科学などなくても古代の人々は本質や真理に気付こうとする考え方を持っていた。下手に科学が浸透したからこそ人々は不健康になったのだということを気づかねばならない。すべてのいのちは自然の摂理によって生かされていることを自覚し、地球も地球上のあらゆるいのちも一体であるということを自覚せねば、この先の人類に未来はないと言っても過言ではない。(医者いらずの食より抜粋)





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Last updated  2014.04.11 18:08:01
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為谷邦男@ Re:四季彩の丘4(07/01) 間違えて青い池の画像が入ってしまいまし…
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