─ 灼熱 ─

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2005年02月02日
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アーマンド・ハマー という人物がいました。「セブンシスターズ」の次の勢力である「オクシデンタル石油」で大成功し、大資本を形成した人物です。

リビアの石油・ガス権益入札結果(15鉱区)が先日1月29日に明らかになりましたが、これを見ると、欧州勢を蹴散らして「オクシデンタル石油」が圧勝したようです。もともとハマーはリビアに大きな石油利権を持っていたので、この結果を見る限りその利権が守られたという見方ができるでしょう。



米国企業中心で欧州企業は排除されたリビアの石油・ガス権益入札結果
(2005年2月1日掲載)

 鉱区     落札企業

ブロック54 アメラダ・ヘス(米)
同上53   ウッドサイド(豪)、オクシデンタル(米)企業連合
同上52   オクシデンタル(米)、ウッドサイド(豪)、リワ(アブダビ)企業連合
同上35   オクシデンタル(米)、ウッドサイド(豪)、リワ(アブダビ)企業連合

同上18   ペトロブラス(ブラジル)、オイル・サーチ(豪)企業連合
同上106  オクシデンタル(米)、リワ(アブダビ)企業連合
同上124  オクシデンタル(米)、リワ(アブダビ)企業連合
同上86   オイル・インド(印)、インド・オイル(印)企業連合
同上131  オクシデンタル(米)、リワ(アブダビ)企業連合
同上136  オクシデンタル(米)、リワ(アブダビ)企業連合
同上177  シェブロン・テキサコ(米)
同上59   オクシデンタル(米)、リワ(アブダビ)企業連合
同上65   ソナトラック(アルジェリア)
同上47   ベレネックス・エネルギー(加)、PT・メドコ・エネルギー・インターナショナル(インドネシア)企業連合


ドクター・アーマンド・ハマーは、1898年に米国で生まれます。父親の祖国がロシアです。つまり米国籍のロシア系ユダヤ人。



ロマノフ王朝の財宝を買い集めたハマーは、米国にその財宝を持ち帰って「市民ケーン」のランドルフ・ハーストの代理人として美術品の販売に没頭します。

ワシントンの「ナショナル・ギャラリー」、ニューヨークの「メトロポリタン美術館」を支配し、さらには、メロン財閥の「ノードラー・ギャラリー」を手中に収めました。

アルコール業界のリーダーとなり、ここから穀物、家畜飼料、種牛へと「事業」を拡大してゆき、最後にオキシーのオイルマンとして大資本を形成します。シカゴの穀物取引所を動かしながら食品業界をも支配していました。

オキシデンタルは、リビアを相手に巨大油田を次々と掘り当てていくのですが、ここでカダフィやロックフェラーのスタンダード石油帝国が目の前に立ちふさがります。このときハマーは、石油王ゲティーと手を組んでスタンダード石油に死物狂いの抵抗をしています。ハマーの自伝( ドクター・ハマー 私はなぜ米ソ首脳を動かすのか )を読むとこの辺が最もスリリングです。さらにオキシデンタルは、中国にも乗り込み、トウ小平(漢字変換できませんでした)を動かしていきます。



ハマーの大親友にはアルパート・ゴア上院議員がいました。ハマーを初めてケネディーに紹介したのがこのゴアになります。ゴアはオクシーの副社長を務めていましたが、このゴアの息子がブッシュと大統領選を争ったゴアになります。

ハマーは数年前に亡くなっていますが、レーニンからブレジネフまでを支えたこの大物が、ただのビジネスマンであったとは私には考えられません。

アーマンド・ハマーとは一体、何者だったのか?。


米国副大統領アル・ゴアの正体

またアル・ゴアは、 イルミナティの密使であるアーマンド・ハマー の親友である。ハマーはアメリカとモスクワを定期的に往復し、その両国に家を持っていた。また彼はアル・ゴア・ジュニアにも彼の父アル・ゴア・シニアにも資金を提供している。元イルミナティのメンバーの証言によると、アル・ゴアはイルミナティのなかでは上位に位置しており、反キリストに次ぐ重要な役割を果たすであろうと言う事である。

だから、クリントンが自分の内閣を魔女集会とみなしている事はそう意外でない。内閣のメンバーのほとんどが密接にイルミナティと結びついているのである。CFRはイルミナティの表立った部門のうちでも上位に位置する。もっと低いレベルの構成員達の心を占めているのは上層部に対する忠誠心である。というのも、彼等は自分達がエリート組織に属していると信じているからである。

アーマンド・ハマーなる人物

ブナイ・ブリスが帝政の弱体化を図っていたことが公けになった結果、一九○五年ロシア革命とボルシェビキ運動が起こった後ほどなくして、まもなくそれに対する巻き返しの動きが起こった。一九一七年にボルシェビキが権力を奪うと、ユダヤ人とボルシェビキはつながっていたと指摘する声が大きくなった。 アメリカ国務省の一九二○年代初期の公式文書に 「ユダヤ・ボルシェビキ」の中心人物として記録されている重要人物の一人はアーマンド・ハマー である。

アメリカ共産党の創始者の息子ハマーはモスクワに数年間滞在し、V・I・レーニンを含むボルシェビキの最高幹部と個人的に親密な交流があった。彼は新しくできた共産主義独裁政権にアメリカが大規模な経済援助を行うべきことを説いて回った。ハマーはソ連滞在中に米国情報部がソビエトの大物スパイとみなしていたロシア人女性と結婚した。アーマンド・ハマーはADLと親密な関係にあり、今日に至るまでソビエトと「特別な関係」を築くことを最も熱心に唱える人物の一人である。


※ 以下、気になった記事。



■リビア石油鉱区の次回の入札に期待する欧州石油企業
(2005年2月2日掲載)

 2005年1月29日に発表された入札結果では開放された15鉱区について1社も落札出来なかった欧州の石油企業が、早くも次回の40鉱区の入札に期待をかけている。但し、ある欧州石油企業の幹部は「悪いスタートになった」と述べ、15鉱区のうち11鉱区を米国石油企業が獲得した今回の結果には強い不満を表明している。

 実際2004年を振り返ってみると、ベルルスコーニ・イタリア首相を皮切りに、ブレア・英国首相、シラク・フランス大統領、シュレーダー・ドイツ首相とEU主要国の首脳がこぞってリビア詣でを行い、石油・ガスの探査・開発から始まって通信等の基礎インフラに至る大型事業の自国企業への発注に向けた売り込み合戦を展開していた。特に、イタリアのベルルスコーニ首相に至っては1年間に3回もリビア訪問を行っている。今回の入札にも欧州企業からは、トタール(仏)、GDF(仏)、レプソール(スペイン)、アジップ(伊)、BP(英)等が参加していた。

 リビア政府の高官は「欧州石油企業の入札内容は米国石油企業のそれより劣っていた」「入札に成功するための鍵は、各社が生産量の内のどれだけをリビア側のものとするかに掛かっていたが、欧州石油企業の数字は低く、他方、米国企業の数字は高かった」とだけ述べ、勝敗の分かれ目がリビアの取り分にあったことを明らかにしている。

 但し、敗れた欧州の外交筋は「本年さらに入札があるので、そこでバランスが修正されることになろう」と語り、勝負はこれからとの見方をしている。実際、リビア政府は2月中にも40鉱区の入札を行う予定のほか、本年9月中にもさらに入札を行う見通しである。

http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei050202_2.htm


最近のリビア情勢~2004年12月中旬からの主な動き
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei050118_4.htm



※ 興味深く詳しい記事なので全文を転載したかったのですが、残念ながら長文なので文字数オーバーとなりました。興味のある人はリンク先でお読み下さい。


小山の兄弟殺害:父親「子供たち、身代わりに」--地裁第2回公判 /栃木

(略)
 ◆毎日2人にわびよ/余計にしゃべるな
 ◇「恨み」と「保身」が交錯--小林受刑者から下山被告に手紙
 「2人の子供に対してどんな気持ちを抱いているのか」「納得できるよう説明してくれ」。小山市の兄弟殺害事件で、父親の小林保徳受刑者(41)が1月上旬、下山明宏被告(40)にあてた手紙の全文が1日、明らかになった。下山被告を「貴様」と呼び、愛児を失った恨みを激しい筆致でつづる一方、「よけいなことはしゃべるな」と、覚せい剤使用をめぐる「保身」とも受け取れる内容もある。
 「明宏、相変わらず元気にのほほんと生活しているのかい」との書き出しで始まる手紙は便せん5枚。服役中の小林受刑者から、収監中の下山被告に届けられた。
 前半は謝罪がないことへのいら立ちとともに、「何から何までベラベラとベラってよ」「貴様のせいでみなバタバタとパクられてるぜ」と、自らの覚せい剤取締法違反罪での逮捕を逆恨みしているような文言に終始。また、「貴様の房の周りには兄貴(あにき)の舎弟がいるから気をつけろ」と脅しめいた言葉もある。
 しかし後半は、「俺(おれ)が貴様を追い詰めたかもしれないが、子供を殺さなくても俺を殺すチャンスはあった」「毎日毎日、一斗、隼人にわびよ。経典でも買って唱えろよ」と、父親の心情と反省を吐露し、「2月1日の第2回公判はガッチリ行くよ、心しておけ、アバヨ」と結ばれている。
 下山被告の弁護士は「まるで脅し。暴力団とのつながりを示唆して口封じしているように見える」と話している。
(略)

2月2日朝刊
(毎日新聞) - 2月2日16時20分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050202-00000159-mailo-l09








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最終更新日  2005年02月02日 21時27分04秒
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