高橋信次先生に学ぶ

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病気とは細胞振動のアンバランスである




1925年、ジョルジュ・ラコフスキーは「生命の起源」の中で、病気とは細胞振動のアンバランスであるという考えを発表した。

生命の基は物質ではなく非物質的振動で、生物はみな高周波の電磁波動を放射し、また、宇宙の中心からの高周波を吸収している。
病気とは細胞振動のアンバランスである。

健康な細胞から出る放射線と、病的細胞から出る放射線の闘いである。
健康な細胞から出る放射線が強いと病気は治ってゆくが、病気の細胞から出る放射線に健康な細胞が負けると病気はつぎつぎに進行するというのである。
病気になったら心で細胞を鼓舞する必要がある。

ニューョークの大病院で15人のガン患者に、できるだけ戸外で日光に当り、テレビなどの人工光線は避けるようにしたら、15人のうち14人がガンが進行しなかったという。

太陽光線の中に細胞を健全にして病気の進行を喰い止める働きがあるということであり、健全な細胞をガン細胞に変化せしめたのはその人の心なのであるから、心が変われば病気の細胞を健全な細胞にすることもできるということになるのである。

物理療法と同時に人問は霊的実在であることを瞑想させて、薬を使わずに病気を治すという療法が、アメリカでは既に始まっているのである。

病人が完全にこれまでの病的観念を捨てて霊的自覚をした、愛に満たされた明るい心になれば、それだけで病気は治るということになるのである。

人間は永い問、病的観念や、病気は医者や薬が治すものであるという潜在観念を持ってきた。
しかしこの観念を改めて、心で肉体は支配できると信ずることである。


正法誌12号1979.8より抜粋



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