Make a Happy Life

Make a Happy Life

2006.03.15
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カテゴリ: ひ~的Life
レッスンとは何の関連も無いような話かもしれません・・・。

先日、短大時代の友人Cに2年ぶりに会い、とっても懐かしいひと時を過ごしました。
つくずく「親友ってこういう事を言うんだろうなぁ」って感じました。
会った瞬間から、まるで長年会わなかった家族のような感情が湧く。

そもそもCに会った当時(短大に入学当初)の私は
人間不信に陥っていて
「誰も信じられない」
「誰も私の事に構うな」
「誰もが自分の事ばっかじゃん」


何故かと言うと、高校2年の時に
一緒に登下校していた友達がある時、ご両親が離婚をしたと言って
自分も家計を支えないといけない立場になり、
部活もせず、下校後バイトをして家の家計を支えて頑張っていた。
そんな矢先、ある日の登校中に私が何気なく言った一言が
気に入らなかったらしく
急に自転車を(チャリ通学だったので)猛スピードで漕いで先に行ってしまった。

こういうことはちょくちょくあったので
(彼女も色々なストレスに苛まれていたんだろう)
「あぁ、またか」位にしか思っていなく、
いつもなら一緒に下校をするのだけれど


次の日、いつもの待ち合わせ場所に行って待っていたけど
待てど暮らせど彼女は来ない。
次の日も。その次の日も。

1週間位経ったある日の朝、彼女に何故だか聞こうと思い、電話をしてみた。すると答えはこうだった。
「もう一緒に行かない!ガチャッ!!!」


彼女はどんどんと自分の仲間を増やして行き
「私と喋らない、挨拶も交わさない」人が増えていったのだった。
これ見よがしに無視、わざと聞こえるように軽蔑の言葉、罵倒・・・。

私はとても耐え切れなくなって何度と無く彼女宛に手紙を書いた。
するとある1回だけは
「あなたが反省してるって言うんなら許してやってもいい」と言われ
昔のように一緒に登下校する日が戻ってきた。
とても嬉しくなって、今まで一緒に行かなかった間に起った出来事や
周りの友人話をしたりして私は幸せを感じていた。

しかしその日も長くは続かず
またある日の朝、突然猛スピードで行った彼女。

その後も1年以上延々と、卒業するまで無視や罵倒は続き、
回りの友達も引き連れ、孤独な高校生活だった。

その間に他の友達から「○ちゃんはこれこれこういう理由で怒ってるし
もう2度とあなたと話すつもりもないし、一生顔も見たくないと言っているよ」
と聞いた事がある。
愕然とした私はその場でブルブル震えだし、涙が後から後からとめどなく
流れたのを覚えている。

そんな精神状態で入学した短大。

人を信じられるわけも無く、
「どうせ仲良くなってもすぐ嫌われるだけ。人は離れて行くさ」と頑なに信じていた。

短大に入学して寮に入り、今日から授業と言う日、学校のクラスの中で私を見て
Cは、真っ直ぐなとてもキラキラした目で
「14号室の人よねっ♪」ととても明るく話しかけてきた。

「は?・・・なんであんたが私のこと知ってるの?」ととても不思議だった。
それはCの部屋は16号室だったからだった。
それ以来、積極的に暗い私に言葉かけをしてきてくれたC。

その後の2年間は私にとって衝撃の2年間だった。
まさに私の人生の転機だったんだろうと思う。

「人を信じる心」
「素直な心」
「辛い事も前向きに捉える心」
「何事にも喜びと感動を覚える心」

さまざまな心を直球で私に見せてくれたC。

「一緒の釜の飯を食う」という事はこんなにも縁が深いものなのかと
今になったら思う。

今でもほんとに時々しか会えなくなったけど
「人の良いところ」を見つける目を養ってくれたのはCだった。

私は中学の時にも友達Mちゃんと、とても衝撃的な出会いをしていて、
Mちゃんは今アメリカに居て到底会えない距離なのだけれど
離れていても今でもその彼女から学ぶものがたくさんある。
つい最近Mちゃんから国際電話があって色々話した。
何の変哲も無い会話をしたんだけれど、後から考えるととても
意味が深く、有り難い時間だったなと思えました。
それはまたいつか後日書くことにしますね。

家族や身内とはまた別枠だけど
「友達」ほど大切な宝物はないと思う、今日この頃です。








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最終更新日  2006.03.15 13:43:55
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