こないだまでピンク色だった景色が
昨日の凄い雨で 辺り一面、緑色の景色に変わった。
最近は、しょっちゅう旦那の実家から
「たけのこ」や「ふき」、「わらび」を頂く。
初夏が「そこまで来てますよ」と知らせているように思う。
四季折々の景色
四季折々の食べ物。
田舎は交通の便も悪いし
ショップだってスーパーだって豊富にある訳ではなく
人口も少ない
お金をかけて遊ぶ場所だってない
不便な事が多いけど
自然にはこのうえなく豊富に恵まれている。
美しい山々、透き通るような空
どこまでも果てしなく続く海
昨日娘が、ふとこんな事を言った。
「お母さん、ヘレンケラーって、目と耳が不自由だったんだよね」
子供の何気ない一言ではっと気が付く事がある。
普通に生活出来るって、なんて有り難いことなんだろう。
普通に1日が過ごせた事が、なんと奇跡に思えるんだろう
。って。
20代前半の頃は
「都会がいいなぁ」
「田舎は嫌だ、つまらないなぁ」と思っていた。
30代になっても
「もっと楽しい事はないかなぁ」
「お金ももっと沢山あったらいいのになぁ」
思えば 「強欲」
ばかりで生きてきたかもしれない
自分がとても恵まれている事に全然気付こうとせず
まるで悲劇のヒロインみたいに思っていたかもしれない
普通
って 素晴らしい
普通
って 凄い
昔 息子が通っていた、とある塾の先生に
「おたくの息子さんは、はっきり言って 普通
です」
と言われムカついた事があったけど
今の時代、普通で居る事も難しいんだよね
右でも左でも、赤でも黒でもない
左右されない自分と
ニュートラルな位置
普通の日常の生活
日々の恵みに感謝し、普通に感謝しよう
久しぶりに開いてみた。 2015.04.15
音楽のお勉強 2013.05.03