火曜日は、浜玉町の保健センターで
13名の保健推進員の方々へ
ベビーマッサージの講習に行って来ました。
今回呼ばれた目的は、
浜玉保健センターで2ヶ月の赤ちゃんの『育児相談』を行う際に
来られたママ達へ、保健推進員の方々と保健士さんが
ベビーマッサージを指導してはどうかとの企画があるそうで
私に理論と技法を指導して欲しいとの依頼が来たんだよね。
んで
2時間時間を頂いていたんだけれども
ベビーマッサージとは何か
ベビーマッサージの意義
ベビーマッサージの効果
と説明していくうちに、どんどんどんどん時間が過ぎて
肝心かなめの手法が早口になってしまって
2時間20分にも及んでしまった。。。。。
ベビーマッサージを実際に指導してみての感想や
エピソードなんかを話した方が
聞いている側としても聞きやすいだろうと
笑い話も交えてしまったので
ダラダラ長くなってしまったんだろうな・・・。反省反省・・・
すると、恐らく、長年看護士か何かをなさってその後は保健推進員になって
地域の方々にご奉仕されていらっしゃる、75歳になられる、ある方が
「今日は先生のお話を聞いて良かったです。
終始お話を聞かせて頂いて、感じたことは
昔も今も、 やっている事 、 やらなきゃいけない事 は
変わらないんだなと安心したと同時に確信しました。
私は先生のように、理論的に学んだ事はなく
自分の母や祖母から口伝えで教わったり
兄弟がやっていた事を見て学んだりしたものなのだけど
手法はほぼ似たような事でした。
私自身も幼い頃、母にやってもらっていた事を
今高校3年生になる孫に、赤ちゃんの時にやってあげていたら
今でも覚えていると言うんですよね。
親子のスキンシップと言うものは、いくつになっても
心に残っているものなんですね」 とおっしゃって下さった。
そして、あるもう一人の
恐らくどこかの保育園の園長先生か、経営者か、主任の先生か
分からないけれど、こうおっしゃった。
「本当に今日はいいお勉強をさせて頂きました。
私達の小さい頃は、さっきもおっしゃったように
理論的に学んだことは無かったんだけれども
手法はほぼ似たような事を、知らず知らずのうちに
やってもらっていたり
やっていたりしていたんですけど
今の保育士の先生達は、みんな若くて
全くこういう事を知らないんですよね。
これは是非何ヶ月かに1回位ずつで
若い保育士の先生達に講習に来て頂きたい位です。
うちの園は、どんな職業のお母さん達にも対応出来るように
朝8時から、夕方7時まではお子さんを預かる事が出来るように
対応しているんですけど
今月に入って、3ヶ月になったばかりの赤ちゃんを
朝7時に連れてきて
夕方7時にお迎えにいらっしゃるようになったんですよ。
その方は、上に2人お子さんがいらっしゃるんですけど
その子達は朝10時に連れて来られるのにですよ???
でもやっぱり夕方7時に全員お迎えに来られて
挙句の果てには 帰りしな子供達に
「早ぅせんね!!!」と怒ってるんです。
こっちとしては
「あんたが早く来ればいいだけの事でしょ!」と
思うんですけどね~・・・。
愛情が薄れていると言うか、なんとも言えない状況で
その方だけでなく
そういった事例が沢山あるので
若い保育士達には
「あななたちこそ、子供達に優しく接してあげなきゃだめよ」
と言うんです。
人のぬくもりや愛情を、少しでも分けてあげる事も
保育士の仕事の一つだと思うんですね。
いやぁ~、これは是非やって頂きたい講習だわ・・・・」
かなりエキサイトして誉めて下さった
私もやって良かった、本当に嬉しいと
心から思った時間だった。
と同時に、
本当に言いたいことが伝わったんだなと実感した。
家に着いてからの私の心の中は
何故だかとっても温かいような、
何かにたっぷりと満たされたような
そんな幸せな気分に浸れた。
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