東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2004年12月20日
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カテゴリ: 和食全般
 長男をカミさんの実家に預けて、久しぶりに2人で夕食をとることにしました。「さて、どこに行こうか?」とカミさんに聞くと、即座に「みきに行きたい」という返事。「みき」とは、ウチら夫婦の行きつけの飲み屋で、子供が産まれる前はそれこそ毎週のように行っていた「 小料理みき
 マスターも久々の夫婦そろっての来店に喜んでくれ、「今日はサービスしますよ」とうれしいことを言ってくれる。

 まずは飲み物。カミさんはビールを頼んだが、私は気になる日本酒をまだ舌が麻痺していないうちに頼むことにした。山形の名酒「初孫」である。

初孫

 瓶を見てわかるように、これはただの「初孫」ではない。5年熟成させた本醸造の古酒で、しかも非売品だという。都内で飲めるのはおそらくこの店だけらしい。香りはそれほどないが、飲むと日本酒の旨味が口に広がる。私は鼻からツンと抜ける、いかにも日本酒くさい酒は苦手なのだが、これは抜けそうで抜けない。5年寝かせたことでマイルドになっているということだろう。抽象的な表現で申し訳ないが、角がなくてスッとノドに入り、旨味が口に残るという感じ。これは料理に合う酒だ。

〆サバ・寒ブリ

 というワケで、「初孫」と一緒に食べたのは〆サバと寒ブリ。カミさんが「〆サバは何も付けなくても美味しい」というから、ワサビも醤油も付けないまま食べてみる。確かにウマい。もともと刺身でもイケるサバを使っているからだろう。酢の入り具合もキツくなくサバの味が堪能できる。
 寒ブリは脂が乗っていて、これもウマい。酒が進みすぎてしまう。まずい、まずい。
 で、マスターが「これを食べてくださいよ」と出してくれたのが、白子のコロッケ。

白子コロッケ

 カキフライぐらいの大きさで、食べるとフワッとした食感とともに白子がトロ~ッと口に広がる。クリーミーで甘い。マスターはソースを出してくれたが、これは絶対に醤油で食べた方がおいしい。ソースだとソース自体の甘みが強すぎるのだ。カミさんにも醤油で食べさせてみたが、「こっちの方が美味しい」と言うから間違いないだろう。



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「小料理みき」は残念ながら2005年1月18日に閉店しました。





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最終更新日  2007年10月12日 11時03分27秒
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