還暦雲巣管理人独言(還暦を過ぎたウエブマスターの独り言)

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「別離」の予感。



マル-6


「マル」2003年11月11日、午前五時永眠






オレ達のガキの頃、犬を飼うといえば迷子や捨てられた犬を拾ってきて、

犬の面倒を全て見ると言う約束を親と交わして、それからヤット飼い始める

というのが多かったが、最近では子供の巣立ちや別離をきっかけに、新たに

ペットを飼い始める、家族の代替としてのペット、ペットの「擬似家族化」

の傾向が強く、また消費者金融のコマーシャルで登場したチワワ以来、街角

で見た途端、「かわいい~!」といった瞬間的な感覚だけで飼ってしまうと

いうケースも多いようである。


 アメリカでは、全世帯の39%(4千万世帯)が犬を飼っており、世帯当

り年間460ドル(約5万7千5百円)をペットのために支出している、

ペット関連市場は300億ドル(約3兆7千5百億円)と巨大、一方、日本

ではこの種の数字があまり明らかでないが、3年前にペット関連市場はおお

むね1兆円程度といわれている、よって、現在はもっと大きくなっている

可能性が高い。


 ペット関連のいろんなサービスも、現在は専用の獣医も増え、ペットシッター、

美容、洋服、アクセサリーなど人間並みのサービスがそろっている、最近はペット

と住めるマンションも、ペット同伴で泊まれるホテルや、ペット同伴O・Kの

テイールームやレストランも増えてきた、ペット先進国アメリカでは「オージー

・ペット・モバイル」という自宅への出張美容サービスが成長している。



我が家のペット「マル」、僅か2kg余りの小さな身体ながら、家の中では家族

の一員としてきちんと自己主張もし、嬉しい時には梵天のような尻尾を勢い良く振り、

家族の誰かが帰ってくるときには、いち早く階段の踊り場に出て伏せの姿勢、ドアが

開くとお帰りといわんばかりに吠え出す、約10年ほどの間オレとヨメは毎日この

「マル」の存在でどれほど癒されてきたことだろうか、しかしペットの老化は早く、

元はチャコール・グレーが毛も白くなり、今ではミデイアムとシルバーの中間の

グレー、毛つやも無くなり、歯も何本か抜け、歯槽膿漏、体のあちこちに小さないぼ

ができ、昨年の12月には尻尾の横の腫瘍が大きくなり、切除手術、そしてこの

数日はこころなしか、元気がなく、動きが鈍く、時折息使いが荒くなる様子、

今の「マル」で3匹目の犬だが、このような場面を迎えると、覚悟はできている

ものの心が痛む、街角で見かけて、瞬間的の「可愛い~!」の感覚だけで、高額の

ペットを買い求める人達、それを販売する業者達、この部分の覚悟と配慮や如何にと、

フト・・・・・・。


これは「マル」が亡くなる2週間前の、2003年10月末に、自分のサイトの

BBSに書いた日記、まだ朝晩の散歩はいつものように嬉しそうに、楽しそうに、

元気良く、徐々に老いの影は忍び寄る気配は感じられたが、こんなにも早く

「別離」がくるとは想像もしていなかった





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