読書日和 ~Topo di biblioteca~

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2005.06.26
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市川拓司さん

弘海

今回も、息子が幼かった頃のことを思い出しつつ手紙に綴る文章が
何とも優しくて切なくて…。
「甘ったる過ぎる!」と抵抗を試みるものの
読みながら「柊の子供たちも小さかった頃は××で…」なんて
つられて思い出しちゃったりなんかするものだから、
否応なくきゅう…とさせられてしまうのでした。


何作か続けて読むと、書かれる物語に共通点がありすぎるというか、
「またしてもですか」という部分がどうしても気になってきます。

ファンタジーとして読み切ってしまえばいいのでしょうが、
都合よく物語を運んでしまう手段になってしまっているとしたら、
すごーく「もったいないなあ」なんて感じてしまうのでした。

読みながら人を優しい気持ちにさせてくれるなんて稀有な文章だと
思うので…。
もっともっとそれを生かすような物語を生み出して欲しいなあ…なんて
期待し過ぎでしょうか?




この物語を読んでて、連想した本が二つあります。
(海にまつわる物語ってことで…)



「~息子が海に還る朝」なんて副題が付いているからてっきり
小林さんの書かれたファンタジーと同じような展開をみせるのかと
思ったら違いました(笑)

小林さんの文章にも人を優しい気持ちにしてくれる不思議な力が
あります。


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小林さんの場合は終始一貫してSF、ファンタジーに徹していたので
いきなりな展開に驚く、ということはなかったなあ…。
(…と今、気がつきました。)

もう一つは岩井俊二さんの「ウォーレスの人魚」。

ウォーレスの人魚

岩井さんといえば「ラブレター」「スワロウテイル」「花とアリス」等の
映画監督。
この本も映画原作のつもりで書かれたのだろうかと思って
手に取ったのですが、読むと
「これは映画化は至難の業では…」と思える物語で…
でもでもスケールが大きくて、それでいてすごく面白いんです!!
海洋物+ファンタジックに持ってくるなら、この作品くらい
説得力があってほしい…!と望んでしまう柊です。

映画化…無理かな…やっぱり。






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最終更新日  2005.06.26 10:12:19
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