暖冬傾向で、ゴルフ場の予約が多い!
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
134348
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
ヤミ、闇、病み
第3話
休み時間の度に質問攻めにあっては流石に疲れる。
休み時間だというのに休んだ気がしなかった。
「ほい、お疲れさん」
達也が俺が突っ伏している机にカフェオレを乗せる。
どうやら購買で買ってきてくれたらしい。
「ありがと・・・でも助けてくれたってよかったんじゃねぇか?」
そもそもこいつが野次ったせいであんなになったしまったのだから
それくらいしてくれてもよかったと思うのだが・・・。
「俺だってやりすぎたと思って止めようと思ったんだがな・・・」
意外なことに達也は止めようとしてくれたらしい。
むしろこいつの性格なら煽ったと思っていた。
「予想以上に盛り上がってしまって止めるに止められなかった」
どうやら反省はしているようなのでこれ以上責めないことにする。
それより飯だ。
正直空腹感より眠気のほうが強いような気もするが今食べとかないといつ食べれるかわからない。
今はまだ他の連中も昼食をとっているから静かだが食べ終わったら
また質問攻めにあうかもしれない。
急いで食べておこう・・・。
そう思い俺は急いで弁当をかっ込んでいく。
「おいおい・・・すごい食欲だな。そんなに疲れたか?」
平和にのんびりと弁当をつまんでいる達也。
いつもはこいつとゆっくり食べているので驚いているようだ。
「・・・っ。まぁそれもあるんだが・・・いつまた質問攻めにあうか分からないからな。
今のうちに食べておこうと思って」
流石に食べながらしゃべるのは行儀が悪いので一度飲みこんでから
話し始める。
これも小さい頃からやたらとうるさく注意してくれた天音のおかげだ。
まぁ教育テレビの受け売りだったことは差し引きしても・・・。
「なるほどなぁ・・・」
妙に感心したようにうなずく達也。
まったく誰のせいでこうなったかわかっていないようだった。
まぁ今更言っても仕方ないのだが・・・。
「ごちそうさま」
そう言って俺は弁当を丁寧に包んでカバンの中に入れる。
どうやら他の連中は飽きたのかゆっくり過ごしているようだ。
とは言っても他クラスから来たりとかあるわけだから、どこかに避難しておこう。
「って言ったらあそこしかないよな・・・じゃあ俺ちょっと避難してくる」
そう達也に伝えると、
「おう、達者でな」
と返ってきた。
俺は旅にでも出るのだろうか?
そんなことを思いつつ俺は教室を後にした。
「まぁ避難っていったらここしかないよな・・」
俺が逃げ込むのに最適な場所。
それは・・・部室だった。
鍵は俺と夏鈴と職員室にあるだけだから誰も開けられないし、
割と色々あるので休むのにもぴったりだ。
我ながらいいアイディアだ。
鍵を開ければ・・・。
「ん?」
鍵を開けようとしたがすでに開いていた。
夏鈴が昨日閉め忘れたのかと思いながら開けてみると、
「あ、先輩。こんにちは」
呑気に夏鈴はティータイムとしゃれこんでいるようだった。
その手にはお茶が握られ、テーブルの上にはお菓子が広がっている。
友達とやるならまだしも一人でだ。
もしかして夏鈴ってかわいそうな仔?
何となくもっと優しくしてやろうと思った。
「おう、なんでこんな時間に?」
そう言いながらパイプいすを数台並べて簡易ベットを作る。
あまり寝心地は良くないが背に腹は代えられない。
まぁほんの数十分だけなので我慢することにする。
「先輩のうわさは一年まで来てますから、昼休みはここににげてくるんじゃないかなぁって」
すごく嬉しそうな夏鈴。
よっぽど自分の推理が当たったことがうれしいらしい。
これははたして夏鈴の推理力が高いのか?
それとも俺の行動パターンが簡単すぎるだけなのか。
後者なことが怖くて何も口に出さないことにする。
「じゃあ今日は昼休み終わるまでここにいるのか?」
すでに寝る体制になっている俺。
ちょっと緊張の糸を緩めればそれだけで眠れる気がする。
「そうですね・・・そうします。いっしょにしますか?」
夏鈴は俺にポテトチップスの袋をよこす。
俺はその袋から2,3枚とってまとめて口に入れる。
小さいことだがこういう食べ方をすると少しだけリッチな気がする
のは俺がまだガキだということだろうか?
「ん~いや、今は寝ることにする。疲れた」
一応授業は寝ないと決めている俺にとって休む時間がなかった。
・・・まぁ英語だけ寝てしまったが・・・。
英語は天音に聞けば何とかなるからよしとしよう。
ここで少し寝ておいて体力回復を図ったほうが得策だろう。
特に6限目は体育だしな。
「そうですか・・・じゃあ予鈴が鳴ったら起こしますね?」
少し残念そうにしながらそれでも目覚ましになってくれるという。
俺はいい後輩をもったようだ。
「ああ、頼む・・・」
俺はそう言って目を閉じるといつの間にか眠ってしまっていた。
「・・・・い、・・・んぱい・・先輩?」
「ん・・・ん?」
目を開くと目の前に夏鈴の顔があった。
そう言えば俺は昼寝をしていたんだっけ?
寝起きのせいか脳みそがうまく働いてくれない。
「もうすぐ本鈴がなっちゃいますよ?」
そう言われて時計を見てみると確かにそんな時間だった。
「悪かったな、そんな時間まで起きれなくて」
どうやら俺の寝起きが悪いせいでこんな時間になってしまったらしいので
謝っておく。
「いえ、先輩のほっぺぷにぷにして遊んでたりしたんでいいですよ」
満面の笑みでそういう夏鈴。
俺は寝ている間夏鈴の玩具になっていたのか・・・。
まぁ起こしてくれたお礼にしては安いほうだろう。
そう考え特におとがめはしないことにする。
「じゃあマジでやばそうだから、またあとでな」
「またあとで・・・ってことは今日は出てくれるんですか?」
「ああ、出てやるから。急ごうな?」
「はい!!」
俺たちは二人してダッシュでそれぞれの教室に向かった。
そのおかげかギリギリだが遅刻にならずに済んだ。
「終わった~」
ホームルームが終わり俺は机に突っ伏す。
「なんか今世紀最大の仕事を終えた後のような言い方だな」
そんなことを言いながら達也は空いていた俺の前の席に腰をかけた。
「まあ今の俺にとって今日はそんぐらい大変だったんだ」
振り返ってみても今日は大変な一日だった。
体育では徹底的に狙われるし、ファールはされまくるし。
おかげで擦り傷が結構できてすごく痛かった。
みやびから絆創膏をもらったのでひどかったところだけはっておいたが
まぁ他のところはほっといてもなんとかなるだろう。
「今日は部活か?」
「ああ、夏鈴に約束しちゃったからな」
まぁそろそろ出ないと部長としての尊厳とかなくなりそうだしな。
「そうか、じゃあ俺も部活でるかな」
こいつはバスケ部でたまに部活に出ては部員をボロ負けさせて帰るらしい。
なぜかわからないがバスケだけ異常にうまくこの辺でも有名だった。
まぁ神様は人に一つくらいは才能をくれるのだろう。
俺の隠された才能はいまだにわかっていないが・・・。
というか隠さないでもっとオープンにしてほしい。
「じゃ、また明日」
「おう、また明日」
そう言って俺は走っていく達也と別の方向、部室へと向かった。
あとがき
どうも柊孝介です
ということで第3話、いかがだったでしょうか?
序盤ということで特に事件とかイベントとかはありません
まぁ人物紹介みたいなものでしょうか?
5話くらいからそういうのを入れていけたらと思っています
そして・・・
メインヒロインの天音さんが出てきてないというorz
次の話では出てくるといいな・・・
では、4話あとがきでまたお会いしましょう
第4話
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
妖怪ウォッチのグッズいろいろ
今日もよろしくお願いします。
(2023-08-09 06:50:06)
『眠らない大陸クロノス』について語…
みみっちー
(2025-11-22 02:38:23)
アニメ・コミック・ゲームにまつわる…
【しゃばけ】8話感想あらすじ?目に…
(2025-11-24 07:00:06)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Mobilize
your Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: