熊本 ひかりゼミナールのブログ

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2025/03/31
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カテゴリ: 書き散らし

手足が不自由で電動車いすを使う
香川県の公立中3年の男子生徒(15)が、
設備面などを理由に入学を断られた
県内の私立高を腕試し
で受験する際、
交渉に当たった中学校長から
「合格しても入学しない」との
確約を求められていたことが30日、
分かった。
生徒と保護者
は約束の上で1月に受験し、
合格通知
を受け取った。
その後、公立高に合格した。
​3/30 ​ 共同通信 ​より ​​


​​​​​​​​ウチでも​似たようなケースがあった。
10数年前のこと。
記事中では「改正障害者差別解消法」の
記載があるが、当時は施行されていない。

小学生のころから車いすで
ウチに通っている生徒がいた。

中3になり
秋に熊本市内の私立高校による
合同入試説明会に参加した。
その会で受験希望の
A高校​​​​​ (イニシャルではない)
生徒募集の先生と
役職の先生と話す機会があった。

保護者の方が受験希望と
車いすでの通学の可否を確認したところ
「任せてください」との返答があった。
「屈強な先生が揃っています」
とまで言われた。
これで塾・保護者ともに
受験校確定とした。


11月の塾の面談で
私立受験校・公立受験校を決めて
中学校の面談に臨んだ。

中学校の面談で
私立はA高校の受験を希望したところ​​​
中学校がA高校に確認の連絡をした。

その結果
「受験は可能。合否も出す。
 しかし入学は不可。」
との返答だった。

その当時A高校は
バリアフリーに
対応していなかったのだろう。

そこでA高校の受験は止めて
他の私立高校で受け入れ可能な
高校を探すことになった。

結局、車いすの受け入れ可能な
私立T高校 を受験して合格し
本命の 公立H高校 に合格して
H高校に進学することになった。
(T高校・H高校ともにイニシャル)

当時はH高校も校舎改修前で
バリアフリー対応ではなかったが
合格決定から入学までに
当該生徒のために急遽エレベーターを
設置してくれた。​​​​​
​驚くほどお役所の仕事が早かった!​ ​​

​​​​
私立高校が車椅子の生徒を
受け入れることができないのは
理解できる。
バリアフリー化の工事は

時間的にも経済的にも難しい。

ウチの塾だって
当時は移転前の平屋だったから
受け入れできた。
二階建ての今ではムリ。

ウチのケースではただ一点
説明会で安易に「任せてください」
と言ったことが問題。
せめてその場で責任者に確認して
返答して欲しかった。

こちらも、保護者も
どこの高校が受け入れてくれるのかを
知りたくて説明会に参加している。

私立高校の生徒募集の一例だろう。


今ではA高校も
バリアフリー対応になっている。


ひかりゼミHPは ​​​ ​​​​​​​ こちら






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Last updated  2025/04/03 02:59:21 AM
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