熊本 ひかりゼミナールのブログ

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2025/09/12
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カテゴリ: 高校入試情報
熊本県立高の将来像を議論する
「県立高等学校あり方検討会」
(会長・松下琢崇城大教授)は10日、
済々黌、熊本、第二、熊本工の
大規模校を含めた熊本市内
11校
(1学級40人)について2027~34年度に
現在の計96学級から20学級程度削減する
内容を盛り込んだ提言書を
越猪浩樹県教育長に提出した。
全50校では現在の274学級から
62学級程度減らすことが望ましいとしている。
1学年10学級ある
済々黌、熊本、第二、熊本工の4校は
07年度の県立高再編整備計画で
9学級に減らす方針だったが、
実施が見送られていた。

9/11 熊本日日新聞 yahooより



400人定員の学校は
済々黌・熊高・第二・熊工の4校。
20年ほど前に定員削減の話が出たが
立ち消えになっていた。

県教委発表の資料によると
平成7年度の県内の
中学校卒業生は約26000人
公立高校出願数は約23000人。

これが30年後の令和7年度は
中学校卒業生は約17000人
公立高校出願数は約14000人。

これだけ少子化が進むと
済々黌などの400人高校を
特別扱い出来なくなる。
定員削減の話が出るのも
仕方がない。

因みに私が熊高在籍当時は1学年450人
一つ下の学年からは1学年500人だった。


八代・玉名などの
地域拠点校の定員削減も
更に進むのだろう。

国の政策の
「私立高校授業料無償化」もあり
公立高校、特に郡部の高校は
生徒数の減少が進む。
大津や高森など独自の特徴を出して
生徒を集めている高校もあるが
これはレアケース。

だからといって郡部の高校を
大阪府みたいに廃校にすると
過疎化がますます進みそうだ。

そこで熊本市内の
定員割れをしていない
高校の定員削減に繋がる。

私立高校救済のためとの意見もあるが
最近の熊本市内の多くの私立高校は
生徒が増えている。

国の政策と
私立高校の企業努力によって
私立高校は生徒を増やしている。

じゃあ公立高校も独自色を出して
生徒増に動けばいいとも思うが
私立高校と違い公立高校には
先生の異動がある。

首長主導で動いている高森や
伝統的にサッカーが強い大津とは
条件が違うのだろう。


済々黌・熊高・第二・熊工
この4校の定員を本当に削減するか?
数年ごとに定員削減の話が出るが
高倍率の高校でもあり
県内の各所にOBも多いので
個人的には今回もスルーする
可能性もあると見ている。


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Last updated  2025/09/13 12:08:28 AM
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