優しすぎるあなたへ　そんなあなたしか入れない空手道場があります

９月の空手

試合後初めての練習である。こんな私でも刺激されたのか、なんと定時から参加した。さすがに、今日は練習生は少なかった。
だいぶ涼しくなったと思ったのだが、やけに練習がきつかったのはなぜだろうか？
やはり、選手は、多少傷ついていたのが、悲しい。
なかちゃんは、あばらが曲がっていたし、太陽君も自爆のけがで、足がぼっこり腫れていた。
しかしそれでも、練習に参加する根性はたいしたもんだ。いや、それだけ、空手が、泰成塾が好きでいてくれるのだろう。
さて、この太陽君はなんとあの超有名大会で、３位入賞を果たしてしまった。そのせいもあるのか、ただでさえでかい体が、さらに大きく見える。
いや、太陽君だけでなく、なかちゃんもやけにでかい男に見えた。
やはり、大会は、その人のオーラまで変えてしまうのだ。
だって、下手すれば、大げさでなく命さえ失いかねない大会なのだから。
出るだけでもすごいのに、入賞なんて、まったくあんたは偉い！
でも、来年はこれだけで終わらないことを、ここに宣言する。
優勝者が必ず出ることになるでしょう。

４日（日）
うーん、なんなんだこの暑さは。朝、夕は過ごしやすくなってきたものの、体育館は、今日も蒸し風呂でした。今日は、基本練習をしていないにもかかわらず、体力が続かない。先日の試合では、なんと一試合二分間なのである。特に塾長は４０を越え、かっちゃんは同級生、にしちゃんも、なかちゃんも同世代なのに、二分間フルに攻撃している。なんか一人、感動と尊敬をしてしまった。試合の勝ち負けなんて、関係ないぜ。いや、来年は、彼らはきっと教訓と体験を生かし、勝ち進むに違いない。

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