読んだ本2012/9~12月


司馬遼太郎の幕末維新I 竜馬と土方歳三 (朝日文庫) 司馬遼太郎の幕末維新I 竜馬と土方歳三 (朝日文庫) 感想
氏が描いた人物を史伝的に記述するのはいいが、NHKドラマ「龍馬伝」では○○が演じているという情報は蛇足でしかない。司馬遼太郎原作でさえないのに、何考えてんだろ
読了日:9月3日 著者: 週刊朝日編集部
生物のしくみ (入門ビジュアルサイエンス) 生物のしくみ (入門ビジュアルサイエンス) 感想
生理・免疫・進化・・・すごく広範囲なものを扱っている
読了日:9月5日 著者: 大石 正道
観察する目が変わる植物学入門 (BERET SCIENCE) 観察する目が変わる植物学入門 (BERET SCIENCE)
読了日:9月6日 著者: 矢野 興一
週刊司馬遼太郎 V (週刊朝日MOOK) 週刊司馬遼太郎 V (週刊朝日MOOK)
読了日:9月11日 著者:
和本への招待  日本人と書物の歴史 (角川選書) 和本への招待 日本人と書物の歴史 (角川選書) 感想
平安時代から鎌倉時代では本の構造と位置づけ(巻子と草子)を、江戸時代ではさらに流通を解説する。記事にはないが、巻子が正式な文書であり和文が右から左に書くのは、木簡竹簡の名残なんだろう。右から左へと時間空間の動きを表現する絵巻物は現代の漫画・アニメに通じるという分析も面白い
読了日:9月15日 著者: 橋口 侯之介
対談 中国を考える (文春文庫 (105‐51)) 対談 中国を考える (文春文庫 (105‐51))
読了日:9月16日 著者: 司馬 遼太郎,陳 舜臣
時代劇を考証する―大江戸人間模様 (旺文社文庫) 時代劇を考証する―大江戸人間模様 (旺文社文庫)
読了日:9月18日 著者: 稲垣 史生
捕物の話―鳶魚江戸文庫〈1〉 (中公文庫) 捕物の話―鳶魚江戸文庫〈1〉 (中公文庫)
読了日:9月27日 著者: 三田村 鳶魚
図説 大江戸おもしろ事典―この一冊で、歴史はこんなに面白くなる! 図説 大江戸おもしろ事典―この一冊で、歴史はこんなに面白くなる!
読了日:10月1日 著者: 稲垣 史生
人間の集団について―ベトナムから考える (1973年) 人間の集団について―ベトナムから考える (1973年)
読了日:10月5日 著者: 司馬 遼太郎
ありえなくない。 (講談社文庫) ありえなくない。 (講談社文庫)
読了日:10月9日 著者: 泉 麻人
自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系 (新潮選書) 自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系 (新潮選書)
読了日:10月11日 著者: 花里 孝幸
ヒトは人のはじまり ヒトは人のはじまり
読了日:10月12日 著者: 三谷 雅純
ナンシー関の記憶スケッチアカデミー ナンシー関の記憶スケッチアカデミー 感想
こういう「自転車」の絵を描く人は、どんな風に自転車を見ているのだろうか不思議
読了日:10月16日 著者: ナンシー関
昆虫の不思議 (図解雑学) 昆虫の不思議 (図解雑学)
読了日:10月17日 著者: 伊沢 尚
毒の科学 (図解雑学) 毒の科学 (図解雑学)
読了日:10月18日 著者: 船山 信次
したたかな植物たち―あの手この手のマル秘大作戦 (SCCガーデナーズ・コレクション) したたかな植物たち―あの手この手のマル秘大作戦 (SCCガーデナーズ・コレクション) 感想
植物の繁殖戦略。オールカラーで写真が多いのが嬉しい、が、版が大きいので電車では読みにくい。
読了日:10月24日 著者: 多田 多恵子
江戸庶民の旅―旅のかたち・関所と女 (平凡社新書) 江戸庶民の旅―旅のかたち・関所と女 (平凡社新書)
読了日:10月25日 著者: 金森 敦子
司馬遼太郎が語る雑誌言論100年 司馬遼太郎が語る雑誌言論100年
読了日:10月25日 著者: 司馬 遼太郎
のぼうの城 のぼうの城 感想
悪役であり、世間では嫌われ者と思われる石田三成が格好いい
読了日:10月29日 著者: 和田 竜
ひとびとの跫音〈下〉 (中公文庫) ひとびとの跫音〈下〉 (中公文庫) 感想
正岡子規に縁のある人、といっても正岡子規や陸羯南といった著名人ではない人に関する氏の直の話。戦も下克上も明治維新もないです
読了日:10月30日 著者: 司馬 遼太郎
生き物の進化ゲーム―進化生態学最前線 生物の不思議を解く 生き物の進化ゲーム―進化生態学最前線 生物の不思議を解く
読了日:11月2日 著者: 酒井 聡樹,近 雅博,高田 壮則
花はなぜ咲くのか? (Nature Discovery Books) 花はなぜ咲くのか? (Nature Discovery Books) 感想
送粉シンドロームから見た花の咲く時期とその構造、全ページカラーで写真が多いのが嬉しいけど、図があればなおわかりやすい
読了日:11月6日 著者: 鷲谷 いづみ,埴 沙萠,田中 肇
勝海舟 (第1巻) (新潮文庫) 勝海舟 (第1巻) (新潮文庫) 感想
この巻の半分くらいは勝小吉。小吉が気に入った人には自著の「夢酔独言」もおすすめ
読了日:11月7日 著者: 子母沢 寛
勝海舟〈第2巻〉咸臨丸渡米 (1968年) (新潮文庫) 勝海舟〈第2巻〉咸臨丸渡米 (1968年) (新潮文庫) 感想
咸臨丸渡米編、さらっと龍馬登場、岡田以蔵が可愛い
読了日:11月15日 著者: 子母沢 寛
カメラマン 2010年 12月号 [雑誌] カメラマン 2010年 12月号 [雑誌]
読了日:11月20日 著者:
勝海舟〈第3巻〉長州征伐 (1965年) 勝海舟〈第3巻〉長州征伐 (1965年) 感想
長州征伐失敗編。この小説はほとんど海舟視点なので、海舟が見てない所で起きる事件は伝聞としてえらくあっさり描写される。なので、ある程度幕末維新の流れを知っていた方が楽しめると思う。
読了日:11月22日 著者: 子母沢 寛
パンダの飼い方 パンダの飼い方
読了日:11月25日 著者: 白輪 剛史
織田信長 (時代小説文庫) 織田信長 (時代小説文庫)
読了日:11月27日 著者: 坂口 安吾
勝海舟 (第4巻) (新潮文庫) 勝海舟 (第4巻) (新潮文庫) 感想
大政奉還編。この小説、ほとんど勝のいるシーンとして描かれるため、桜田門外の変・蛤御門の変や竜馬暗殺などは伝聞として描かれるので蚊帳の外感が強い。あと雨天が多い
読了日:11月30日 著者: 子母沢 寛
狩蜂生態図鑑―ハンティング行動を写真で解く 狩蜂生態図鑑―ハンティング行動を写真で解く 感想
動きの速ハチは写真撮影が難しいのに、これでもかとカリバチの写真が掲載されている、すごい。本文中の「万に一つのチャンスでも、20,000回くらい通えば1度くらい見ることができる。」という言葉がその根気を表している。オールカラー
読了日:11月30日 著者: 田仲 義弘
「誕生!人の目を持つ夢のカメラ」~オートフォーカス 14年目の逆転 ―男たちの飽くなき闘い (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「誕生!人の目を持つ夢のカメラ」~オートフォーカス 14年目の逆転 ―男たちの飽くなき闘い (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月2日 著者:
「男たちの復活戦 デジタルカメラに賭ける」 ―技術者魂よ、永遠なれ (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「男たちの復活戦 デジタルカメラに賭ける」 ―技術者魂よ、永遠なれ (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月5日 著者:
勝海舟〈第5巻〉江戸開城 (新潮文庫) 勝海舟〈第5巻〉江戸開城 (新潮文庫) 感想
幕臣でなければ感じ得ない江戸城開城、ああもう江戸ではなくなるんだという感傷がいいです
読了日:12月6日 著者: 子母沢 寛
「厳冬 黒四ダムに挑む」~断崖絶壁の輸送作戦 ―翼よ、よみがえれ (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「厳冬 黒四ダムに挑む」~断崖絶壁の輸送作戦 ―翼よ、よみがえれ (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月9日 著者:
勝海舟〈第6巻〉明治新政 (新潮文庫) 勝海舟〈第6巻〉明治新政 (新潮文庫) 感想
 尾崎秀樹氏による解説がいい。彰義隊に参加し破れ、ニシン漁の地・北海道厚田へ移った祖父に育てられたという子母沢氏の生い立ちが語られる。してみると、この作品は明治維新の元勲としての海舟ではなく、幕末明治に生きた江戸っ子で任侠者の群像を描いたものか。あと、太平洋戦争中に連載されたことも驚くが、ぷすんと終わるのも驚く。
読了日:12月12日 著者: 子母沢 寛
功名が辻〈1〉 (文春文庫) 功名が辻〈1〉 (文春文庫)
読了日:12月13日 著者: 司馬 遼太郎
功名が辻〈2〉 (文春文庫) 功名が辻〈2〉 (文春文庫)
読了日:12月18日 著者: 司馬 遼太郎
功名が辻〈3〉 (文春文庫) 功名が辻〈3〉 (文春文庫)
読了日:12月19日 著者: 司馬 遼太郎
功名が辻〈4〉 (文春文庫) 功名が辻〈4〉 (文春文庫) 感想
氏の人物小説は主人公の人物を丹念に復元するような作品が多いが、これは違うように思う。山内一豊と女房を語り部にして、豊臣から徳川への世代わりを描いた作品ではなかろうか。4巻になって一豊の性格が豹変するのはそのためではないか。氏は一豊に興味なかったんじゃないかなあ
読了日:12月21日 著者: 司馬 遼太郎
古事記 増補新版 (学研M文庫) 古事記 増補新版 (学研M文庫) 感想
古事記の現代語訳。作者は翻訳困難な部分はアイヌ語(北海道アイヌだと推測)を参考にしたと書いているが、近代まで縄文人が保存されていたと考えられるアイヌ人の言葉なら、確かに日本語の原型が残っている可能性は高い。それにしても、だまし討ちと逆転勝利が多い。日本では鎌倉時代には既に「名こそ惜しけれ」という後の武士道に通ずる道徳があったらしいが、これが書かれた8世紀始めには、勝てばよしという道徳観だったのだろうか。あと小さなことではあるが作者は「白鳥」と訳しているものがあるが、そうだとすると青森あたりの情報を奈良政府
読了日:12月23日 著者: 梅原 猛
「100万座席への苦闘」~みどりの窓口・世界初 鉄道システム ―走破せよ 大志への道 (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「100万座席への苦闘」~みどりの窓口・世界初 鉄道システム ―走破せよ 大志への道 (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月24日 著者:
対談集 東と西 (朝日文芸文庫) 対談集 東と西 (朝日文芸文庫)
読了日:12月24日 著者: 司馬 遼太郎
「そして街中に音楽が飛び出した」~逆転のカセットテープ ―再生の息吹を聞け (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「そして街中に音楽が飛び出した」~逆転のカセットテープ ―再生の息吹を聞け (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月24日 著者:
面白くて眠れなくなる人体 面白くて眠れなくなる人体
読了日:12月26日 著者: 坂井 建雄
「男たちのH‐II ロケット 天空へ」 ―熱き心、炎のごとく (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「男たちのH‐II ロケット 天空へ」 ―熱き心、炎のごとく (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月26日 著者:
「海底3000メートルの大捜索」~HIIロケットエンジンを探し出せ ―男たちの飽くなき闘い (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「海底3000メートルの大捜索」~HIIロケットエンジンを探し出せ ―男たちの飽くなき闘い (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月26日 著者:
「ゴジラ誕生」~特撮に賭けた80人の若者たち ―ジャパン パワー、飛翔 (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「ゴジラ誕生」~特撮に賭けた80人の若者たち ―ジャパン パワー、飛翔 (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月29日 著者:
「『宗谷』発進・第一次南極観測隊」~日本人が一つになった880日 ―未来への総力戦 (プロジェクトX~挑戦者たち~) 「『宗谷』発進・第一次南極観測隊」~日本人が一つになった880日 ―未来への総力戦 (プロジェクトX~挑戦者たち~)
読了日:12月31日 著者:

2012年に読んだ本まとめ
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