カフェ・ヒラカワ店主軽薄

カフェ・ヒラカワ店主軽薄

2007.01.04
XML
カテゴリ: ヒラカワの日常
正月二日目は、師範のお宅へ新年のご挨拶。
しこたま酒をいただいて
午後は、自由が丘で内田兄弟、石川君と待ち合わせ。
そのまま雀荘へ行きかけたが、自由が丘のあの雀荘は今はない。
昔は毎週土曜日から日曜日にかけて
駅前の雀荘で白熱していたものである。
夜中におばちゃんが作ってくれたトーストがなつかしい。
なんで、トーストだったのだろう。
当時の写真を見ると、げっそりと頬がそげ、

かれらと近くの居酒屋で
わいわいと話に花を咲かせる。
石川君がつくる新会社のライブハウス、「アゲイン」の話題。
ウチダブログにもこのあたりのことが書かれている。
http://blog.tatsuru.com/
ウチダくんと俺が、石川君の会社の役員かつ株主であるからである。

この「アゲイン」は
五月より、俺たちの新会社である「ラジオカフェ」の定席にもなる。
だから石川君は席亭というわけである。
主に、新作落語を中心に、現代詩の朗読、講談、対談などの企画を
現在つくっているところである。

大友浩の両巨頭、スタッフとして文鳥舎の大森姉さん
にもご参加いただいているという強力な布陣。
落語レーベルのワザオギとも強固な提携関係を構築して
磐石の構えをみせている。
あとは、疲れた中年三人組の俺たちがどこまで


明けて三日は、当然のように新宿末広亭の正月初席へ。
二重三重の長蛇の列。
落語芸術協会の面々の顔見世興行である。
日頃あまり見ていない芸術協会の芸達者たちが次ぎ次ぎに
顔を出して豪華である。
昇太、小遊三、ふく丸、円、米助、茶楽、歌春、ケーシー高峰、ピーチク。
なつかしい顔もある。
とりは歌丸で、お題は正月らしく「つる」
そういえば、いろいろあった柳家三太楼あらため、三遊亭遊雀師匠が
カムバックしている。
小遊三師匠いわく、「松井をトレードしたような」大物の移籍である。
俺は、密かに、遊雀師匠の追っかけになろうと決意しているのである。

喜多八師匠の教室での兄弟弟子ふたりと、近くの喫茶店「バルコニー」で
落語酔いを覚ましてから帰途に就く。
可もなく不可もない正月三が日が終わる。
長く生きていると、判ってくることがある。
可もなく不可もないというのが、一番だというのもそのひとつである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.01.05 20:47:29
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: