ぼくは世界の果てからやって来て、小さな縄張りを創る。
ぼくの縄張りの子分は猫、それから久美子ちゃんが仲間。
2丁目の外は外国と言って、怖い人がいる。
ぼくの縄張りの境目はお母さんと買い物に行く商店街。
ぼくはお店でQBBチーズを買ってもらってかじりながら想った。
お母さんのお腹が世界の始まりで世界の終りかも知れないって・・・
ぼくは怖くなってお母さんのエプロンをつかむ。
ひろ、歩けないわよ、どうしたの?
ぼくはへへって笑って、お母さんを安心させる。
私はそんな小さな幼い世界を思い返す。
今、世界は想像できるだけあることを知る。
感情と論理は寄り添いながら、既知と未知との間の旅を私にさせる。
君の乳房に唇を這わせると髭がくすぐったいと君は色っぽい。
差し込む日差しにタバコの煙は浮かんで、午後の気配を漂わせる。
君のお腹に耳を付けると世界の音がした。
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