オリオンの群れ

オリオンの群れ

2012.07.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類

自室の中に一人、更に自身の心の中に落ちてみる。

目を閉じて、呼吸を整えて・・・

闇の中の残像が千変万化に踊り始める。

音に耳を澄ますと妖精たちの踊りはすーっと消える。

闇の中への降下は自他の分離を明確にして・・・

ふと想う、私は私を探しているのだろうか・・・

私はどこにいる?

その問が私なのだと、闇の中の私が私に告げる。

君の温もりを思えば、自他境界がまた曖昧に溶ける。

それは私から君への投影と君からの反射。

一人の時、二人の時・・・

分離と融合の心理、それが愛なのだと静かな闇の精。

一人を模索した私は世界の一部だった・・・

そして、そっと目を開く・・・

私は逆に世界から剥離して空虚になった。

視覚には意識に対する目隠し作用があるらしい。

私は鏡を見た・・・それは私の化身だった。

私を問う本当の私に視覚的に会う方法はないらしい。

http://www.youtube.com/watch?v=89wgAdJagNc&feature=related






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Last updated  2012.07.15 18:16:57
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Re:Liar miller(07/15)  
Maryam F D  さん
視覚には意識に対する目隠し作用があるらしい。

これは良くわかるな~~~~。
私の場合は逆のことが多くあるから!
意識を飛ばしていると、周囲が見えない、聞こえない。
返事をしているらしいけど、私は自覚がなく、
人は返事をしておいて、その記憶のない私に 唖然! としていた。 (2012.11.11 01:59:02)

Re[1]:Liar miller(07/15)  
遠野友之  さん
Maryam F Dさん


>これは良くわかるな~~~~。
>私の場合は逆のことが多くあるから!
>意識を飛ばしていると、周囲が見えない、聞こえない。
>返事をしているらしいけど、私は自覚がなく、
>人は返事をしておいて、その記憶のない私に 唖然! としていた。
-----
私はこの詩のモチーフは何度も使っていますね。
自分で書いておきながら、読み返して見て新鮮でした^^;
もしかしたら私は周囲からは安定した人格に見られているかも知れませんが、本当は気紛れで、気分屋です。
一度書いたものは、ほとんど見返しません。
次へ次へ、それから、だから何がどうなっているんだ?
そんな感じでセッカチでもありますね。
直感と推論と守護霊様のちょっとしたヒント。
私の隔離的日常が余計にそんな感じにさせるようです。
(2012.11.11 15:07:43)

Re[2]:Liar miller(07/15)  
Maryam F D  さん
遠野友之さん


>もしかしたら私は周囲からは安定した人格に見られているかも知れませんが、本当は気紛れで、気分屋です。
>一度書いたものは、ほとんど見返しません。
>次へ次へ、それから、だから何がどうなっているん
次へ次へ、それから、だから何がどうなっているんだ?
そんな感じでセッカチでもありますね。

このようなご性格でいらっしゃるのでしたら、
私と似ていらっしゃいますよ! (2012.11.16 02:46:47)

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