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ケースブック



 2004年7月
 ケースブック(患者さんの主訴⇒身体所見⇒検査⇒診断⇒治療という事例式の医学書)をなるべく早い段階からやっておくべきだ!といういい考えを思いついたものはよいものの…やるには、時期尚早といった感はぬぐえません。なにしろ、大学では医学講座はまったく始まっていないので…。
読んでも、ほとんどが何のことかさっぱり?です。
 とはいうもののkanroは、「主訴と身体所見から鑑別診断できる能力」というものを重視しているので、がんばって読みたいところ…。
この本は、まさしく「主訴と身体所見からいろんなことがわかるよ」ということが言いたい本なので、僕の考えとばっちり一致するのでした。(もっともkanroの医学知識が足りなさすぎでチンプンカンプンですが)。
とりあえず勝ったよいが、20ページでやめてしまいもう少し簡単なcase book を探すことに相成りました。。
 この書評は、もう少したったらキチンとしたのを書こう。

 2004年11月
 あれから、暇なときにちらほら読んでいたのですが、すこしづつ分かってきました。が、やはり、今の僕にはまだとても高度なものに感じられます。
いまだに精読できる段階ではありません(--)。



2. Diagnostic Strategies for Internal Medicine (Charles J. Grodzin他)

 いろんなところでいろんな人がオススメという風に言っていたので、とりあえず、ネットで大枚はたいて購入。購入したはいいが、英語だよ~(あたりまえ)。とりあえず、図書館に行って腎臓のところを「ステッドマン辞書」で調べながら5ページ読み進めたところ4日かかりました(とほほ)。
 一行につき、3単語くらいわからない単語が出てきます(泣)。
とりあえず、後回し決定。(お金がもったいないなあ)。


3. 臨床推論 EBMと病態生理から症例を考える(後藤英司)

2004年7月

 この本は、「基礎臨床技能」というシリーズ本です。で、これはそのシリーズ本の第4巻目。脱水とか黄疸とか貧血とかのいろんな症状別に事例を設定し、1.病歴、2.身体所見 3.検査結果 からどのように考えるかを示した上で、病気の流れをまとめ、最後に病態生理を説明するという風に進んでいきます。 

 この本によって、臨床医がどの時点でどんなことを考えているのかがおぼろげに分かってきました。内容も高度で、よくわからないところもあるのですが、もちろんそんなことはお構いなしに読み進めています^^)ゝ
まだ、1回だけ簡単に通読しただけなので、また時間が経ってから2回目通読or熟読をやる予定です。

2004年11月

2回目の、「読み飛ばし」がようやく終了。内容はまだ頭に入っていませんが、読みながら「なるほどね~」という箇所が増えてきました。
実際の臨床をイメージできるという点が良いです。
とりあえず、この本を1年次の「テキスト」にすることに決定!後の勉強のベースにしていきたいと思っています。
もっとも、この本は、病歴→身体所見→検査→診断 までしかかかれておらず治療の記述がほとんどありません。


4. Reversed C.P.C.による臨床検査データ読み方トレーニング vol.1(奈良信雄など編)

2004年12月

やたらと長いタイトルですが、検査値についての、大学での勉強会のもようを対話形式で紹介しているもの。全部で24症例。4,500円也。
この本も夏ごろ購入したときは、あまり良くわからなかったのですが、冬休みに読み始めたところ、だんだん読めるようになってきました。
今のところ、僕にとっての一番の教科書になっています。
構成としては、まず、簡単な主訴と、行った検査の結果を呈示。それに基づいて、学生(5年生)が、どのような病態があったのかを先生の指導のもとで、推定していくというもの。
実務的な検査値の解釈の仕方などが、伝わってきて、とても役に立っています。この本を読んだ後に、検査値についての教科書を読むと、理解が倍増するような気が…。でも、当分読まないだろうな。


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