頑張る 大阪の ヒ ロ ばぁちゃん

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◆韓国ドラマ大好き ◆「チャン・ヒビン」



張禧嬪(チャン・ヒビン)「チャン・ヒビン」

朝鮮中期、宮中を背景に繰り広げられた愛と野望の物語

大河ドラマ「チャン・ヒビン」

■出 演

キム・ヘス、チョン・グァンリョル、パク・ソンヨン、

ソン・イルグク 、パク・イェジン、イム・ホ他

■企画意図

脚本はキム・ソンヨン、女性作家として国内では初めて

正統派時代劇に挑戦する。演出は時代劇通にはもうおなじみの

イ・ヨングクとハン・チョルギョン、全100話の大作だ。

主役のキム・ヘスをはじめチョン・グァンリョル(粛宗)、

パク・ソンヨン(仁顕王后)、カン・プジャ(荘烈王后)、

キム・ヨンエ( 明聖王后)、イ・スンジェ (ソン・シヨル)ら、

言わずと知れた面々が脇を固める。


勧善懲悪型で描かれたこれまでの「チャン・ヒビン」の殻を破り、

当時の社会状況とそこに身を置き翻弄された女性の本性、

そして彼女の選択にスポットを当てていく。

王権の強化を目指した粛宗の隠れた治績を浮き彫りにして

いるのも見所のひとつである

◆ 実在の人物に世路、実際の事件を再現した歴史ロマン

韓国でチャン・ヒビンといえば、“その美貌で王を虜にした、

史上まれにみる悪女”として誰もが知っている人物。

これまでにも彼女を主人公にしたドラマ、映画が作られてきた。

が'03年に製作されたこのドラマは100話という壮大なスケールで、

チャン・ヒビンの半生を詳細に描く画期的なもの。

没落した家からはい上がった宮女に降りかかる、

女どうしの陰湿な争い。

そして時代を揺るがした事件が絡み合う歴史ロマンが繰り広げられる。

◆ 勝ち組女だけに約束された地位

身分の差がはっきり区別されていた当時でも、宮中ではオクチョンの

ように王に愛されれば、出身に関係なく宮女から側室へと出世

した女性もあった。

彼女たちは最高にいい男を掴んで富と栄誉を手にする、

まさに“勝ち組”女だ。側室の序列は図の通りで、着るものや住まい、

女官の数などに差がついていた。

オクチョンは従四品の淑媛(スグォン)から正二品の昭儀(ソイ)、

王子を生みトップの正一品の嬪(ビン)へと階級を上げていった。



張禧嬪(チャン・ヒビン)

■キム・ヘス

(チャン・ヒビン役、1662-1701)

名はオクチョン、父はチャン・ヒョン、母は継室のユン氏。

ソウル一の富豪で高級官吏であった叔父の家で裕福に育つが

家門の没落によって宮女として仕えるようになり、

苦労の末に王の寵愛を受ける。

絶世の美貌と目敏さで粛宗の愛を独占、王子ユン(後の景宗)を出産後、

封爵しヒビンとなる。

執拗に謀を弄し仁顕王后を陥れ、ついには国母の地位まで上り詰める。

夫に対する独占欲と上昇志向、身分への執着は病的で、息子である世子に対し

ては過酷なほど厳しく接した非情な母だった。


■チョン・グァンリョル


(粛宗、1661-1720)

李氏朝鮮第19代の王。

顕宗と明聖王后金氏との間に生まれた独子であった。

明晰な頭脳と決断力をもって政争を巧みに利用し、

三度にわたる政変を通じて王権を確固たるものにした。

気が短いうえに疑い深く、けっして人を信じない。

自らの権力を脅かす者に対しては冷徹に断固たる処置を講じた。

一人の男として、チャン・オクチョンを愛し、王妃である閔氏を廃位させ、

代わりにその座に据えた。

しかし、後に彼女と四色党派の南人らが王権に対する脅威と感じるや容赦なく

追放し、最後には毒殺の刑に処する冷徹な一面を見せた。


■パク・ソニョン

(仁顕王后閔氏、1667-1701)

兵曹判書ミン・ユジュンの娘。1681年、キム・ソクチュとソン・シヨルの推薦

で15歳の時に粛宗の継妃となる。

厳格な家庭環境の影響を受け、女としての幸せよりも国母としての責務を全う

しようとする。生真面目な性格で慈しみ深く温厚。王の母と祖母にひたむきに

仕え、家臣からも敬われる。チャン・ヒビンとは異なり、おしとやかで病弱、

子宝に恵まれず王の寵愛を失う。己巳の変で西人らが失脚する中、廃位となり

宮中から追放されるが、甲戌の変で復位する。

ただ王后となってからは病床に伏せ、35歳の若さでこの世を去った。


◆ チャン・ヒビンの生きた時代

時代背景は李朝第18代王の肅宗が在位した17世紀後半。

映画『王の男』の舞台となった時代から約170年後、

ドラマ「チャングムの誓い」からは約100年後にあたる。

当時は清(現在の中国)との関係が安定し、経済も社会も平安で文化や学問が発

達。

特に儒教の一派の朱子学が進んで、宮廷の葬儀や婚儀など儀式に取り入れられ

ていた。しかしその解釈の違いを巡って官僚たちがしばしば論争が発生。

その争いは、漢陽(ソウル)の西側に住む西人派と、南側に住む南人派の間の対

立を生んでいた。南人のチャン・ヒビンと、西人のインヒョン王后の生涯はつ

ねにその争いの渦の中にあったが、肅宗は両勢力の対立をうまく利用し、王権

を強化していったとも言われる。


◆ 華麗なる女優対決

愛を巡る女たちの熾烈な戦い。これを演じる女優陣の顔ぶれの豪華さも、この

ドラマの魅力を最大限に盛り上げている。主人公オクチョンには、「クッキ」

のキム・ヘス。彼女はこのドラマで男を魅了する一方で、逞しく生きる女のイ

メージが決定的になった。オクチョンの生涯のライバル、インヒョン王后に

は、「真実」などトレンディ・ドラマの女王パク・ソニョンが時代劇に初挑

戦。さらにドラマ「バリでの出来事」のパク・イェジンがオクチョンの第2の

ライバルとして登場し、セクシー系のハ・ユミと時代劇女優のハ・ダスムは、

オクチョン一族の運命を左右する女を演じる。ベテランのカン・プジャと

キム・ヨンエの貫禄と意地をかけた対決も見どころだ。




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