成功事例が通用しない



読者アンケート、雑誌などに付いているハガキでの、それです。
創刊に向けて、メイン読者層を設定していますが、
販売後、多少ブレることがあります。
創刊まもない雑誌では、年齢を5歳単位で切ってきました。
男は厚さのある雑誌が苦手です(とりあえず僕は)。
厚さは重さに比例しますから、イヤです。
毎日ノートpcを持つ身にとっては、特に嫌ですね。
でも、女性誌は厚いですよね、昔から。
厚いほうが情報が多くあって、得した気分なんでしょうか。
今度、その厚い女性誌のリサーチ&アンケートを仕掛けることになりました。
テーマを漢字で書くと「衣食(住)+仕事+遊(旅)」で、
まとめることができます。
これって、それほど変わっていないんじゃないですか、ここ数十年。
変わったのはインターネットの普及と携帯電話ですよね。
その部分をスッポリ抜いた編集になっています。
最近ちらっと耳にしたことですが、
一般の方から数万円を出資した資金で本を出版する出版社が登場したそうです。
予定数以上売れたら、利益を還元し、売れなかったら利益は無しだそうです。
雑誌の場合、昔ながらの成功事例があるため、
写真やレイアウト、登場人物(取材)で
目先の変化を変えてきましたが、
今更ってかんじなんですよね。
もう、通用しないのに変えることができないのではないでしょうか。
今回仕事で色々調べましたが、雑誌は変わらないと、
自らの存在価値が曖昧になっていきそうですね。
雑誌にある情報はネットに全てありますからね。


ノウハウで売る水と化粧水 (2) 04月13日(火)

ダイエット美容を軸に共同開発が行われそうです。
あのコカコーラと資生堂ですよ。
フィギアのおまけではありません。

以下、インフォシークのニュースの抜粋


コカ・コーラと資生堂はグレープフルーツの香りが脂肪燃焼につながる
理論を応用した「アロマワークス」を共同開発し、
飲料水とボディー用化粧水をそれぞれ発売する。
資生堂が2002年に開発。ダイエットブームを背景に、
美容分野の開拓を目指していた日本コカ側が共同展開を提案した。
新たな売り場や顧客層を取り込む考えだ。


それぞれにナショナル・ブランドの雄です。
技術もマーケットもそれぞれ持っているわけですよね。
今回の場合「グレープフルーツの香りが脂肪燃焼につながる理論」(ノウハウ)が、
キーになりますよね。
ダイエット・ノウハウのある「水」であり、「化粧水」ですよね。
どんな機能性かという部分が、資生堂の開発した理論になります。
ダイエットに関心が高い層から健康志向の層まで幅広くターゲットにできます。
話題性からいっても、対象になる層の広がりは
かなりなものだと想像できます。
生活者は「グレープフルーツの香りが脂肪燃焼につながる理論」という、
ノウハウや価値を購入するわけです。
そして生活者の利益は、ダイエットという効果です。
水は今や、情報応用商品になろうとしているのかもしれません。
このスタンスは、今静かなブームになっている
「情報起業」と同じような考え方ではないでしょうか。



夜中の2時、3時に起きる、超早起きの老人たちがいるそうです。
普通の人にとっては、夢心地の真っ只中。
超早起き老人達はやることも無いので、TVを見ることがほとんどだそうです。
この時間帯に多い番組が、TVショッピング。
これを毎日のように見ているうちに、見るとことから進んで、
購入することを楽しむようになった老人がだんだん、増えているそうです。
今の70歳はなかなか若くて、見た目で実年齢がわからない人もチラホラ。
やっぱり老人だから、関心のあることは健康関係。
この年代はサプリ系にはあまり手を出さない。
どちらかというと、肉体を使う健康器具を購入して、
軽い運動をしているらしい。
ますます元気を保つというわけ。
農業一筋だった老人が、ミニマラソンに出たりできるのも、
深夜通販の効果らしい。
年代によって通販メディアが違っていて面白い。
10代は携帯、25~はPC、シルバー世代はTV。
その中で、主婦層もTV通販マニアはダブッていますし。
そうすると、昨日の雑誌は、ますます情報のスピード性から
いっても、どんどん置き去りにされていく、そんな気がするんだけど。


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