◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

Caller ID 爆笑ハプニング



今日はその中で、“Caller ID” で、実際に起こったハプニングを紹介しますね。 

事件は昨日の夕方起こりました。

買い物から帰って来て子供達を車から降ろし、大量に買物をしたグロッサリーの袋を、車からキッチンに忙しく運んでいる時でした。

電話が鳴ったので受話器を取ると、いきなり電話の主は私に

「Who’s this?](あんただれよ?) って物凄い
Arrogant(横柄)な口調で聞いてきた。

いきなりそんな風に言われちゃった日には、こっちだってムカつきますよねー。

だから、
私:「そういうあんたこそ誰なのよ」って聞くと

ハスキーボイスの彼女、もっともっと横柄な態度で

怒り女:「今あんた私の家にCrank call
(イタズラ電話)したでしょう?」と、物凄い剣幕。

私:「はあぁ~? 何言ってんのぉ~?
私買い物から今帰って来たばかりなのよ。いたずら電話なんてしている暇なんかないよ!」

すると彼女勝ち誇ったように、

怒り女:「白を切ったって無駄よ!
ちゃ~んと家のCaller IDにあんたの家のTEL番号が出てましたよ!
そのままCall backボタンを押して掛けたら、あんたのところに繋がったんだから!!!」

う~ん......。どう考えたって身に覚えが無い。
しかも彼女は英語を喋っている。
ローカルの人間だったら、スペイン語でまくし立てて来る筈。

私も自分の Caller IDを見てみる。
すると“怒り女”のエリアコード(地域番号)は“609”だ。

609というと、ニュージャージー州のエリアコードの一つだ。

何でニュージャージー???と思いつつ、

私:「おかしいねー。私いたずら電話なんか本当にしてないわよ。」

すると彼女、ちょっと冷静さを取り戻したのか、

怒り女:「ところで、787ってどこなの?」

と聞いてきた。

私:「プエルトリコだよ」
と言うと、

怒り女:「Puerto Rico!!!]
と叫んだ。

途端に怒り女の声色が優しくなった。

私:「どうして家からお宅に電話が行った解らないけど、
もしかして子供が電話をいじってたか何かで、偶然にもお宅に掛かっちゃったのかも知れないですね。」

と言って謝ると、怒り女はトーンダウンをして、

怒り女:「こっちこそいきなり捲くし立てちゃって悪かったわ」

って謝り、お互い最後は

「それじゃー、BYE」等と言って電話を切った。

何か妙..........。 何か変................????。

それに良く考えるとさっきの彼女、聞き覚えがある声。

「??????」

そういえば何日も前に自宅の電話器から、ニュージャージー州に引っ越したと言う昔の友達の新しいTEL番号を入手したから、久しぶりに声でも聞こうかとTELを入れた事を思い出した。

普段は携帯から電話をかけているから、自宅の電話器は本土や日本などの長距離電話をかける時位しか使わないんです。

もしかしてさっきの電話の主、怒り女は、Sharonだったんじゃないか?!

そうだ! あの独特なハスキーボイスといい、チャキチャキな所といい、あれは絶対彼女だ!

彼女はNY時代の友達で、もう7年近く話をしていません。
勿論彼女は私が、プエルトリコへ引っ越している事は知りません。

Caller IDを確かめると、確かに彼女の新しいTEL番号です。

と言う事は、私が前にかけた彼女のTEL 番号が未だ残っていて、子供が誤ってリダイヤルボタンを押したのかもしれない。  それしか考えられない!

即効で彼女にTELを掛け直しました。

Sharon:「HELLO]

私:「Delivery,please。(出前お願いします)。」

Sharon:「What a bit○○!!!  It’s you again!!!!
I’m gonna call the Police!!!」(何て嫌な女なの!またあんたね! 警察に通報するからね!)

凄い怒り様。 この勢いの良さは相変わらず変わってないのね。(プッ) 

こわ~~~~い!!!
おかしくておかしくて、お腹がよじれそう~。
笑いが止まらないわ~。


私:「Sharon!  I’ts me. HITOMI.」

一瞬の沈黙の後、

Sharon は私の耳が痛くなるほど大声で大爆笑。
彼女も、どっかで聞いた声だって思って居たそうな。

あ~あ~、だけどあんなに笑ったの本当に久し振り。


でも、

先にSharonに電話をした犯人誰だったと思います?

         ↓  ↓  ↓  ↓  ↓


Tif TEL「Ooops!]




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