◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

ハネムーン☆


ハネムーン(ロサンゼルス~ラスベガス~オハイオ~ニューヨーク~マイアミ)を兼ねて、プエルトリコ入りしました。

ハネムーンで寄った先々では、
旦那の大学時代の友達や昔の仕事仲間等が各地に住んでいて、

行った先では必ずパーティーをして持て成してくれました。

ハリウッドではリムジンをチャーターして、シャンペン片手に大富豪気分。(笑)

ラスベガスではポーカー&ブラック・ジャックで一攫千金を狙ったものの
あっという間にすってしまった。。(賭け事には、とことんツキの無い私なんです。。。)


旦那の出た大学のあるオハイオでは、昔の学友達が沢山集まってくれて、
まるで同窓会も兼ねたパーティーという形で、とても賑やかで楽しかったです。

でも、数え切れない人達と挨拶を交わして、時差ぼけもまだちょっとあったし、
人、人、人。。。で、はっきり言ってゲンナリ。。。


それに当時の私は、未だ英語のヒアリングが今一で、
次から次へと入れ替わり立ち代り話し掛けて来る、
ネイティブのナチュラルスピードの英語に、唯々唖然とするばかり。。。。
理解しようと全神経を傾けて聞く訳だから、精神的にもホトホト参っちゃった。

特にボストン出身の人の英語は、さっぱり何を言っているのか分からなかった!!!
多分彼の話の5%位しか理解していなかったと思う!


私が“分からないよ~~”って顔をしているのに、
お構いなくベラベラとマシンガンのように話す彼の前で、

唯々圧倒されながら、休みなく動く彼の口を呆然と眺めている
私の元に旦那が寄って来て、私にそっとこう耳打ちしました。

「多分君は、彼が何を言っているのか、さっぱり分かっていないでしょう?
だって僕ですら理解不能な時があるもん。」


私はその場で噴出しちゃったんだけど、

「もうちょっとゆっくり話してくれませんか?」
という私の3度のお願いを、完全に無視したかのように、
同じスピードで話し続ける彼には、流石に呆気に取られてしまいました。



ニコニコしながら色んな人と英語で話をするのは
初っ端から、カウンターパンチ~!って感じでどっと疲れてしまいました。


パーティーもお開きになり、最後のお別れの時に一人一人とHUG&KISSをするんだけど、
中には行き成りお口にブチュ~ッ!として来る男の人も何人か居て、

慣れない私は、表向きは平然を装いながらも内心大汗。



「ひょぇ~~!? 何? なに?  ナニ? 何なの今のは!?
初対面なのに、行き成り口にブチューはないよな~~~~~っ! ペッペッ。」

咳き込む振りをして、そっと口を拭った私でした。



オハイオ滞在の1週間は、(身長が)樹のように高いという事から、
“TREE”というあだ名を持ったクリーブランド在住の、
親友Tomの家でお世話になりました。

昼間は旦那とクリーブランド観光。モールをぶらついたりしていました。
夜はTREEの彼女(現奥方)と共に、ディーナーへで掛けました。

2日目の夜には、パーティーに参加出来なかった大学時代の友人達と、
バーで落ち合い、飲み明かしました。

と言っても、私は下戸なので唯ひたすら食い捲くってましたね。
その時初めて食べて感動した、“ポテトスキン”の味は、今でも忘れられません。

きっと、“良く食う女”だと思われた事でしょう。


しかし、楽しい中でもオハイオの寒さで風邪を引いてしまった私。
鼻水ジュルジュル止まんない。。。お陰で鼻がトナカイのように真っ赤っ赤になっちゃった。

見兼ねた旦那の友達の薦めで、
夜皆でバーに行っても酒は飲まずに、熱々のオニオン・グラタン・スープを頬張っていました。(これも最高に旨かったぁ。。。)
身体が暖まったのは良いんだけど、余計に鼻水が出て来ちゃって、きっと、

“よく鼻水の出る女”だとも思われた事でしょう。

よく食うわ、鼻水は垂れ流すわで、とっても好印象だった事でしょう!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ


その後はシンシナティー在住の、Jamieの家へ泊まりに行き、
そこで、私のプエルトリコでの結婚式で着るウエディングドレスが未だ決まっていないと言う事を話すと、

何と奥さんのJillが私に、
彼女が去年着たウエディング・ドレスを私にくれると言って聞かないの。

たまたまJillと私は身長も体型もそっくりだったんです。

ワインで上機嫌になっていたJill.
私は彼女が酔っ払って、つい大きい事を言ってしまっているのは百も承知だったので、
“幾らなんでも貰えない。”と言い続けたんです。

そこでJillは、頑固に受け取らない私の態度に、御立腹気味。
しつこくしつこく

「ごちゃごちゃ言ってねーで、黙って貰えってーんだよ!」

ってな感じで、家の旦那も巻き込んで強要して来た。


これには旦那様のJamieも脇で苦笑い。



実はJillは酒癖が悪くて、酔うととんでもない事をやる事がある。って、
旦那から聞いてたんです。

だから、Jillが後から後悔されるのは嫌だたので、断固として貰わなかったんです。

だって彼女がわざわざ、オーダーメイドして作ったウエディングドレスだよ!

私にあげてしまって、酔いが醒めたら絶対後悔するに決まってますよね。




なので、とっても有難いけど、
大事なウエディング・ドレスを貰うなんて、とてもじゃないけどそれは出来ない。

ならば、借りるのはどうか? と言う事で説得をし、
本人にやっと納得してもらい、有り難く借りて来たのでした。


そしてJamie夫妻と共に、飛行機でニューヨークへ向かいました。



ニューヨークでは寒い中(12月20日頃)マンハッタン中を歩き回ったり、
お馴染み、サークルライン(観光船)でマンハッタンをぐるっと一周。

その後は、飛び込みで色んなレストランやバーへ入ったり、買い物をしたりと
慌ただしくも楽しかったです。

強烈だったのは、

クリストファー・ストリート(ゲイが多い)が、
どういう場所か分からずに、何気に入ったレストランでは、
気が付けば、お客さんが皆ゲイのカップルで、Jamieはウエイターから色目を使われる始末。

私はそのレストランのトイレで、
下半身丸出しにした、レズのお客さんから迫られると言う、
滅多に出来ない経験をしたのでした。(本当はちょっと恐かったー!)

そんな楽しい!?経験を踏まえて、プエルトリコへと向かったのでした。






NEXT






















© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: