2020.01.17
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カテゴリ: 寝室



寝室で使っているバルミューダの
スマートヒーター。


デザインも機能性も素晴らしいのに
現在は廃盤になってしまったんですよね・・・


このスマートヒーターは
寝る数時間前からONにしておいて
朝起きたらOFFにするというサイクルで
使っていたのですが・・・


現在は、使用をストップ。



ONにすることもあるけれど
それでも、朝までつけっぱなしということは
なくなりました。


なぜなら、 羽毛布団を買い替えたから。


はじめに言っておきますが
今回の記事は(も)とても長いです。笑









我が家は一年中、同じ羽毛布団を使っています。


タオルケットなどの
身体にまとわりつく寝具が苦手なので
夏も冬と同じ羽毛布団です。


羽毛布団は2〜3年に1度ぐらいのペースで



我が家は通年同じ布団を使っているため
毎年、布団クリーニングを利用していました。


以前は近くのクリーニング店に、


ここ数年は、




ふとん丸洗いのエンドレス さんに

まとめてクリーニングをお願いしていました。


おかげで、寝具はいつもシミひとつなく
フワフワで綺麗な状態を保てていたのですが、


3年ぐらい前から、クリーニングに出すたび


掛け布団の側生地に傷みが出ているので
そろそろ布団の寿命だと思います。



という内容のお電話をいただくようになりました。


買い替えやリフォームを勧めるものではなく
心の準備をしておいた方がいいかもよ
というニュアンスで。笑


それもそのはず。


我が家の羽毛布団は
既に20年ほど使っていたので
もしかすると、クリーニングするのも
不安に思われるレベルだったかもしれません。


そこで、この冬はいよいよ
羽毛布団を買い換えよう!と
心に決めておりまして。


私なりに色々調べて比較検討しました。






 グースかダックか 


一口に「羽毛」と言っても
種類が色々あって、機能性や耐久性、
価格も大きく異なります。


マザーグースダウン ★★★★★
グースダウン ★★★★

マザーダックダウン ★★★
ダックダウン ★★


暖かいのはダックよりもグース。


そして、グースの中でも
マザーグースの方が体が大きいので、


採取されるダウンボールも大きく、
柔らかさ、弾力性、保温性が高まります。


他に「アイダーダック」という
北極圏に生息する水鳥から採れる
別格のダウンもありますが、


これはもう、大変希少で
価格もとんでもないことになるのでスルー。笑


一般的なダウンは、ポーランドやハンガリーが
高品質なダウンの産地として知られています。






 ダウンパワー 


あと、羽毛布団選びで重要なのが
「ダウンパワー」なる数値。


ダウンパワー(dp)はカサ高を表すもので
数値が大きいほど暖かく良質なダウンとなります。


日本羽毛製品協同組合が発行する
「品質保証ラベル」では、


dp 440以上 : プレミアムゴールド ★★★★★
dp 400以上 : ロイヤルゴールド ★★★★
dp 350以上 : エクセルゴールド ★★★
dp 300以上 : ニューゴールド ★★


いわゆる「ゴールドラベル」と呼ばれている
この品質保証ラベルは、


他にもダウンの混率や、洗浄度なども評価して
最終的に発行されているようですが、


例えば寝具メーカーで有名な西川さんなどは
さらに厳しい独自の品質基準を設けていて
ゴールドラベルによるランク付をしていないので、


各メーカーの羽毛布団を比較するうえでは
やはりダウンパワーが、ひとつの基準となりました。






 側生地 


良質なダウンの特性を生かす為には
側生地も大変重要です。


側生地は、80番手以上の
「超長綿」が使われていることを
前提条件としていましたが、


有名店の「ダウンパワー 440以上」の羽毛布団は
側生地も、もれなく高品質なものが使われていたので
これは特に悩むこともありませんでした。






 キルト 


キルトにもいくつか種類があって
これも大きく保温性を左右します。


▼ 平面キルト(タタキキルト)

表と裏の生地をそのまま縫い付ける平らなキルト。
布団のふくらみが抑えつけられ
縫い目の部分に羽毛がないので
そこから熱が逃げやすい。


▼ 立体キルト

表と裏の生地の間にマチをつけたキルティング縫製。
高さがあるので布団のふくらみが増し
空気の層ができる為、保温性に優れている。
羽毛布団の最も一般的なキルト。


▼ ツインキルト(2層式立体キルト)

立体キルトを2層にしたタイプ。
1層目と2層目のキルト位置をずらしてあるので
熱が逃げにくく保温性も抜群。

ただ、層の間に布が1枚多く入る為
その分重さが出る。


+ + +


大きく分けるとこんな感じ。


これは「立体キルト」と「2層キルト」で
結構悩みました。


ちなみに・・・









こちらは今まで使っていた
古い羽毛布団です。


かなり昔なので、うろ覚えですが
クイーンサイズで10万円はしなかったと思います。


「ハンガリー産ホワイトダウン」の表記。


ホワイトグースなのか
ホワイトダックなのか


そこが書かれていないので
おそらくダックだと思います。


ずっとグースだと思ってた・・・









ダウンの混率は 93%
立体キルトで
羽毛の充填量は 2.0kg でした。


今までに、この布団で
寒いと思ったことはないけれど、


安いものではないので、買い換えるならば
これまで以上に環境が良くなることが大前提。







で、最初に目をつけていたのがこちら。


西川リビングさんの羽毛布団で


・ ハンガリー産のマザーグース 95%
・ ダウンパワー 460
・ 超長綿 80サテン
・ 2層キルト
・ 充填量 1.9kg



ダウンパワー 460以上で 2層キルトって
相当暖かいと思います。


このクオリティで10万円代なんて
コスパ最高だと思う。


ただ、冒頭にも書いた通り
我が家は同じ羽毛布団を季節問わずに使うので
ここまでのスペックだと夏は暑すぎるかも?








次に気になったのが
工場直販サイトでレビューも多数の
すやすやさんの羽毛布団。


・ ポーランド産のマザーグース 95%
・ ダウンパワー 451
・ 超長綿 100番手
・ 立体キルト
・ 充填量 1.7kg



バランス的にはこちらの方が良さそう?


だけど、今まで使っていた布団の羽毛充填量が
2.0kg だったので


300g 少ないのが心配・・・


羽毛の 300g って相当な量の差になるよね??
それって、今より寒くならない???


というわけで、行き詰まったので
すやすや さんに相談してみることにしました。


電話してみると、とても丁寧に応じてくださり


・住んでる地域:埼玉
・戸建てかマンションか:戸建て
・工法:木造
・朝の寝室の温度:15度ぐらい
・掛け布団の使い方:羽毛布団の上からブランケット


などの質問に答えつつ、


1年中同じ布団を使いたいという希望も伝えて
相談に乗ってもらいました。


まず気がかりだった充填量については
2.0kg のダックダウンよりも
ダウンパワーの高い 1.7kg グースの方が
確実に暖かいとのこと。


さらに、我が家の環境だと
今使っているブランケットが
要らなくなると思いますって・・・!


そ、そうなの???


やはり、雪が滅多に降らない関東で
しかも夏の間も使うとなれば
2層キルトは暑いでしょうと
アドバイスをいただきまして、


迷いもなくなりました!









そんなわけで、元旦にポチした
念願の羽毛布団です・・・!!









フッカフカで軽〜い!


シルクのような光沢のある側生地も綺麗です









カバーをかけ、ブランケットを装着したら
今までと何ら変わりのないベッドになりましたが、笑


実際に寝てみたら全然違った。


NEW 羽毛布団
めちゃくちゃ暖かいです。


バルミューダのスマートヒーターを
消して寝るようにしたのに、


時々、暖か過ぎて足を布団の外に
出していることもあるぐらい。


私も夫も、もともと非常に寝つきが良いので
プレミアムクラスの快適性を実感する間もなく
落ちてしまうのですが、


朝起きた時の、深く眠ったなという
スッキリ感が大違い。









これまでの羽毛布団にも
特に不満はありませんでしたが
今回の買い替えで、さらなる上質な眠りを
手に入れてしまいました。


この環境で天井にプロジェクターを投影して
映画を観ようとすると、100%寝落ちします。笑


プロジェクターの関連記事 →








購入までに時間もかかったし悩んだけれど
我が家には、この羽毛布団が
ベストな選択だったと大満足しています!








同じプレミアムクラスのシングルサイズ。

レビューもすごい!








ピローは、こちらのものが大のお気に入り。

フッカフカに埋もれて眠るのが最高です。

ピロー購入時もかなり長い記事書いてます。笑

関連記事 →








愛するブランケット。

しばらく売り切れていましたが
次回入荷分の予約が始まっています。








1/3 は寝てしまったけれど、

最近観た映画の中で一番よかったのが
女神の見えざる手。

まさに激震。








こちらも季節を問わずに毎日愛用している
布団乾燥機。

寝る前に使うと肌が乾燥するので
朝起きてすぐに使っています。

関連記事 : 朝起きたらルーチン









高確率で妨害されますが・・・


乾燥機の風が行き渡りやすいようにと
わざわざ足元にクッションを入れて
布団を持ち上げているのに、


何かと台無し。






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羽毛布団の間違った使い方をしている人が
実は多いらしい?!






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最終更新日  2020.01.17 09:00:08


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