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2005.03.24
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カテゴリ: 絵本
(村上春樹 文 安西水丸 絵/講談社)

この本は、こちらによく遊びに来てくださる方から紹介されました。

「ふわふわとした、みごとに美しい毛をもつ年老いたおおきな雌猫」が世界に生きているあらゆる猫たちのなかでいちばん好きだと言う、ぼく。
このお話は、幼い頃の「ぼく」が同じ時を過ごした猫の事を思いながら書いたもの・・・。
太陽の暖かな臭いを吸い込んだふわふわの毛、ごろごろというノドを鳴らす音、猫の中に流れる特別な時間・・・猫好きの方ならその手の中にふわふわな猫の感触を思い出し、ゆったりとした幸せな気持ちになれるお話です。

絵本としての装丁を施されていますが、これは子どもには理解し難い内容だと思います。子どもを読者として想定された文章でも無いし、抽象的な表現が多いので、小さな子には向きません。
それに最初は絵本で出ていましたが、現在手にはいるのは文庫版だけのようです。大人の絵本ですね、これ。
そして、大人を幸せな気持ちにさせてくれる素敵な絵本です。

さてこのお話、私は最初「村上春樹短編集」の中の一遍として、活字だけで読みました。

そしてとても幸せな気持ちで、頭の中に、毛足が長くてマシュマロみたいなまっ白い猫が青空の下の草原で少年と寝転がっている姿を想像していました。
その後、図書館で長期貸し出しになっていたこの絵本を手にした時、その挿絵が私の想像とあまりにかけ離れていた事に唖然としました。
同時に、こんなのも有りかーっと、画家の想像力に脱帽しました。
十分に雰囲気を持った絵で、文章中の抽象的な表現を絵にしたら確かにこんな感じかもーと納得できる絵なのです。
ただ一つ、猫の毛があまり「ふわふわ」になっていないのが残念かなー。



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最終更新日  2005.03.24 23:24:55
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