青山 寛史(関学~慶応大)

★佑ちゃんにライバル!慶大シンデレラ・青山初打席弾!!★

関学時代さあいくぞ!!

。。。東京六大学野球 (スポーツ報知)。。。

 ◆東京六大学野球第1週第2日 立大0-8慶大(15日・神宮) 新たな“ハンカチ世代”のスターが出現した。慶大のルーキー・青山寛史が、立大戦でリーグ史上初となる1年生春季リーグ初打席初本塁打をマークした。代打出場での鮮烈デビュー。前日(14日)の早大・斎藤佑樹の衝撃デビューに続く活躍だ。早大のもう1人の新人・福井優也は東大戦に先発。しかし、3回途中2失点KOで、斎藤と明暗を分けた。早大、慶大がともに連勝し、それぞれ勝ち点1を挙げた。

 無心で振った。7回、1死一塁。代打で初打席に立った青山寛史は、カウント1-3からの直球を強振した。打球は大きな放物線を描き、左中間スタンドへ。リーグ史上初となる1年生の春季リーグ戦初打席アーチ。“ハンカチ世代”の秘密兵器が、東京六大学球史に名を刻んだ。

 「がむしゃらだったので、ホームランだとは思わなかった」あどけなさの残る18歳。オープン戦での出場は、わずか1打席だけ。結果も三ゴロだった。「ベンチ入りしたのもビックリですから」と照れ笑いを浮かべた。当然、ベンチも期待していなかった。「思いっきり振って、三振してくればいい」神宮球場の空気に慣れさせようと起用した相場勤監督(42)にとっても、うれしい誤算だった。「高校と大学とのレベルは違うぞ、と思わせるつもりで使ったら、打っちゃった」と苦笑いだ。

 兵庫・関西学院高出身。高校時代は県内では名の知れたスラッガーだった。3年夏、兵庫大会3回戦で敗れるまで通算34本塁打をマーク。部員のほとんどが関学大に進む環境の中、神宮球場でのプレーを夢見て、慶大受験を決意した。高校野球を引退後、1か月間は一切、外出せずに受験勉強に専念。見事、一般入試で合格し、夢舞台に立った。

 「やっぱりこっちでやるからには、活躍したい」と力を込めた青山。前日(14日)、華々しいデビューを飾った早大・斎藤に続き、歴史を作った。「斎藤? 雲の上の存在ですから」と無関心を装うが、「早慶戦でやってみたい」と闘志も燃やしている。佑ちゃんの同世代ライバルが、早くも誕生した。

 ◆青山 寛史(あおやま・ひろし)1988年8月3日、兵庫県加古川市生まれ。18歳。小1からソフトボールを始める。神吉(かんき)中で軟式野球に転向。関西学院高での最高成績は、2年夏の県大会8強。2年秋からは4番を打ったが、最後の夏は3回戦で東洋大姫路に敗退した。177センチ、83キロ。右投右打。家族は両親と兄。

[ 2007年4月16日8時2分 ]




© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: