ほぬと愉快な家族達

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極秘ミッション


ふっふっふっふっふ。

「極秘ミッション」…マンション(中古)購入についてなのだ。


プロローグ 「はじまり」

2004年1月1日
nago夫妻がウチに来て一緒に年越しをしたのだ。
浦和の「文珠寺」の山門に入るところで並んでたらnago夫がこう言った。
nago夫「いや~、早くて今月末、遅くて来月かな~。引っ越すんですよ。」
は?引っ越す? せっかく仲良くなったのに寂しいわぁ~んと思ってたのだ。
nago妻「ユリリン達、ウチ買わない?」
ユリリン「え~、いくらで?」
nago妻「1300万円。」
ユリリン「へぇ~、間取りは?」
など詳しいことを聞いたのがはじまり。

んじゃ一度みにいきます~という話で終わったのだ。
そのときアタシは本当に買おうとは思っていなかったのだ。


第一章 「マジ欲しい」

1月3日
nago夫妻の自宅を見学に行く。
その際、持って行こうと思ってた筆記用具を忘れたのだ。
ユリリン「まぁ、みにいくだけだから書くことないかな~?」
なんて思ってたのだ。

nago夫妻「いらっしゃ~い^^」
快く迎えてくれたnago夫妻。
中に入った時の第一印象は
「玄関広い!」
そしてその次に私達夫婦が感じた印象が
「狭いっ!」
その瞬間アタシの物欲が音を立てて引いていったのだ。

でもよ~く見るとなんてことはない、背の高いものが結構置いてあったから狭く感じたのだ。(多分ね)
nago夫妻は私たちに引けをとらないくらいの「物持ちサン」だったのだ。
いろいろ見せてもらって「こりゃえ~わ~」と思ったのは
一、ベランダが広くて、目の前に高い建物がゼンゼンない!(眺望良し)
二、陽当たり最高!(完全なる南向き)
三、収納スペースが多い
四、カウンターキッチン
五、洗面所が広くて鏡がデカイ!
六、下駄箱のスペースが広い!
七、風呂に沸かし機能がついてる!(乾燥機能がついてる)
八、築九年(キレイに使ってる)
九、ガスコンロが三ツ口
十、7階建の5階なんだけど、エレベーターがある
ってな感じかな~?
これで1300万なら買いでしょう~と感じたユリリンであった。
nago夫妻も「イイトコアピール」してくれまして…資料も用意してありまして…すごいぜい。

ソノ足でダンナの実家に行って
「マンション買おうかと思ってる」
と言ったら
「いいんじゃない?」
って言われたんで、買う決心がついたのだ。


第二章 「支払いがどーなるんだ?」

実際、nago夫妻に出してもらった資料では、今払ってる家賃とほぼ同じのローンの設定ができることがわかった。
んがしかし、住宅金融公庫では全額貸してくれないのだ。
シュミレーションしたら「25年ローンで1040万」しか貸してくれないのだ。
残金「260万」は現金で払うか、銀行などでローンを組まねばならなくなったのだ。

1月4日、ユリリン夫妻はユリリンの実家の「新年会」に出席。その席でnago夫から携帯メールがあり、思ったことや支払い方法・必要経費をPCメールしたから見てくださいという内容だったので見たのだ。
ユリリン…ちょっと意識が遠くなったのだ。
現金で100万円くらい用意しなければならないのだ。
示談金は早くて6月くらいには入るかもしれないけど、ソノ前にどーにかしなきゃいけないんでしょ~?ウチ貯金ないよ~。
とりあえず嘆いてみるのだった。

こんなんで本当にマンション買えるのであろうか?不安である。


第二章 言ってみるのもだな

私の実家に行って「マンション買います宣言」をした。
んで愚痴ってみた。
「金ね~んだわなぁ~。もーちょっとたてば示談金入るのになぁ~。」
それを何気に聞いてた私の母。
たまたま二人っきりになったときにこういわれたのだ。
「200万?いくらくらい?」
「…とりあえず…100か150?」
「…絶対示談金入るんでしょうね?」
「うん、入るらしいよ~。」
「んじゃAさん(父)に聞いてみるよ。」
…マジっすか?ま~じ~っすか?おおぉ~ぅ。言ってみるもんだ。
「でも貸すかどうかまだわからないわよ。」
それでもウッレピ~^^

そして13日…確かにダンナの口座に150万ばかり入ってたのだ。
すばらしい。すばらしすぎる。さすがアタシの親!

ダンナに言った。
「ダメモトでさ~、ダンナの親にもお金あ~る~?って聞いて~。」
聞いてはくれたが、いまだに返答はナシ(14日)。
ダンナもさ~、50か100じゃなくて、100か150って強気で言ってほしかったとこよのう。


第四章  先が見えてきた

14日。不動産屋から電話が来た。
「あ~ども~。ローンの事前審査なんですけどね~、通りましたよ~。」
おぉぉぉ~!はえぇぇ~。昨日審査に出したばっかなのにぃ~。
やっぱ借入額が低いからなんだろうな~。
35年ローンの間ずっと利率が表示のマイナス0.5%の優遇金利もOKだそうだ。でかいぞ~!0.5%!
(ちなみに、手数料などモロモロの諸経費と、優遇金利や借り入れ期間とかを考えると、ウチは銀行一本で行ったほうが得なことがわかったので、公庫では借りないことにしました)

あとはnago家のローンが通ればOKなのだ!


第五章  契約は疲れる

17日にnago夫とうちら夫婦で不動産屋へ。
今日は契約なのだ。
正式にローンとおってないのに契約しちゃってい~んでしょーか?

17時から始まり、支店長さんの挨拶→宅建持ってる人と契約書
の読み合わせ→署名捺印→お金(手数料とか)渡して…そこでnago夫は帰ったのだ。
彼はそのまえ午前中から新しいマンションの内覧会や、理事会などで忙しかったらしいのだ。お疲れ~。

んであたしらはそれから「住宅ローン本申し込み書」記入捺印が待ってたのだ。
なんだかんだで20時に終わったのだ。3時間だぜ、おい。
さすがのあたしたちもばてました。
契約書読み合わせんときゃ~眠くて眠くて…寝てやろーかとマジで思いましたわ。

あとは来週銀行に通すんだが、去年ボーナスなくなったり、アタシが扶養ぬけたりで一気に年収が下がったんで「ちょっとまずいかも」と言われているのだ。
さすがにこれはnagoさんにいえないのだ^^;


第六章 本契約は騙して通ったのだ

結局…去年の「源泉徴収」を銀行に提出しないで28日にローンが通ったのだ。
いいのかよ?それで?
詐欺っすよ、詐欺~。ま、不動産屋のせいっちゅーことで(笑)。

本契約が通ると今度は銀行に行って「金消契約(正式には金銭消費貸借抵当権設定契約といい、略して「金消契約」と呼びます。一般的にマンションや建売住宅の購入では売買契約、注文住宅やリフォームでは工事請負契約を締結した後、住宅ローンを利用する場合に必要な融資に関する契約です)」をしにいかにゃ~いかんのだ。
ウチは三○住○銀行にお世話になるので、そこの銀行の口座もつくらにゃ~ならんのだ。
当日の契約の前でいいらしいんで、やってから契約になるんだがソノ前に!!
「住民票の移動」をせにゃ~ならんらしいのだ。
なもんで、予定では朝一番で役所に出向き「住民票&印鑑証明の移転」をするのだ。
「引っ越したんですよ~ちゃんと~」ということにせにゃ~いかんそうで、役所様にアタシラは大嘘ぶっこきます。
しょーがないそうです。そんなもんらしいです。
んでもってから役所の近所の該当銀行で契約するわけです。
一応それは2月2日に行う予定です。ふっふっふ。月頭の朝礼サボれるぜい(笑)。

それまではチマチマと引越しの準備すっかな~ってな感じですね~。



最終章 引越しは大変
「なんで業者にやってもらわなかったのだろう」ってとこっす。

2月22日に引越ししたのだが、28度くらい気温がありまして…ユリリン途方に暮れたのでございます。

でもどーにかこーにか引越しは親兄弟・学校の友達・病院の先生タチの手をお借りしまして、無事に終了いたしました。

駆け抜けたって感じかな~(笑)。


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