米運輸省は七日、デルタ航空など三社に東京の羽田空港と米主要都市を結ぶ
四路線の定期便を認可すると発表した。
昨年十二月に日米間で合意した航空自由化(オープンスカイ)協定に基づく措置で、
各社は二〇一一年一月二十九日までに就航する。
認可を受けたのは、デルタ航空のロサンゼルス、デトロイトの両路線、
アメリカン航空のニューヨーク(ジョン・F・ケネディ国際空港)路線、
ハワイアン航空のホノルル路線で、それぞれ一日一往復。アメリカンは七日、
新路線を今年十月一日から就航すると発表した。
昨年の日米合意で、日本政府は羽田を深夜早朝に発着する外国航空会社向け
発着枠のうち四往復分を米国に配分した。
米運輸省は競争促進のために、日本路線がないハワイアン航空に加え、
西海岸、中西部、東海岸の主要都市で複数の航空連合が就航している路線を選定
したと説明している。
航空連合「スターアライアンス」に所属し、年内の合併で合意したユナイテッド、
コンチネンタル両航空の申請は認められなかった。
同省は決定に対する十日間の異議申立期間と七日間の回答期間を経て、
認可を最終決定する。
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