藍の水平線

藍の水平線

散文



あんまりぐちゃくぢゃしていると見づらいのでここに書き込んじゃいます。




 ***


  +飴玉一個+


 飴玉一個、放り込む
 飴玉一個、食べられる

 ふんわり広がる、あぁまいお味

 飴玉一個、転がって
 飴玉一個、溶けていく

 ふんわり広がる、ピンクの色の


 ぐしゃりと踏まれる飴玉一個。

 ***


  +星屑雨+


 星の海に沈んでしまいたい

 と、ある人がいいました

 あの美しい瞬きの中 私も瞬くの

 きっと 誰もが愛してくれるに違いないわ

 続けて、うっとりと。つぶやきました



 崩壊した町並みが見えます

 彼、いいえ。彼女の言葉は美しかったのです


 白金のように透き通る歌声は どんな夜空より澄み切って

 高い山の頂きよりも 気高かったから 


 失ったものの代償は大きく

 欲望を押しとどめるには 僕たちは 弱すぎたのです


 星屑の雨のした。僕たちは ただ 


 ***






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