楽しき日々

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2016.04.03

そこには多くのことが・・・

(6)

カテゴリ：家族

おはようございます！

昨夜は家人も先に寝てしまい

久し振りにパソコンでゲーム三昧してしまいました。

息子がいたらそんなことできませんので

最近やっと５年前のころの体重に戻ってきました。

実は東日本大震災の後ストレスで結構太ってしまいました。

気が付いたらびっくりポン状態

でも増えたものを減らすのは並大抵のことではなくて・・・。

でも去年から精神的に苦労していたしここのところの多忙な状況からか

でも顔がやつれた感じですから良くないですね。

５年前に近い重さと言っても、やっぱりもう少し痩せないといけないので

健康的に減らせるよう又運動を再開したいと思います。

昨日は畑で野菜をとっていましたら

父と気の合う駐在さんが通りかかって・・・

父の話題が出てきたのですが

「お父さんのような人はちょっといないです。

私利私欲に走らないから道路を作ったりすることが出来たんですよ。」と。

そんな風に仰っていただけると嬉しいですね。

現実に１平方メートルの土地の面積のことで争う方が駐在所には見えるそうなんです。

そういう世知辛い状況からみると父のような人は稀有の存在だと。

しょっちゅう交渉に出かけていたのを思い出します。

そして町会議員になろうとしたのも

農作業を行うにはすべての土地に道がついていないと駄目だ！

という信念から行動を起こしたようなんです。

そこで田んぼの圃場整備（ほじょうせいび）の基礎が出来たのでいいかと思いましたら・・・

それから２０数年以上たって中断された圃場整備事業を

父が８０歳半ばで役員になり去年やっと完成させました。

でも本当はそれで終わりではなくまだ残された土地があるのですが・・・

「もう俺には出来ない」

とよく言っていました。

一般市民の父が何かしたいと思っても

行政の協力無しには・・・何もできません。

町長にでもなれば又違ったかもしれませんが

父はそういう人ではありません。

政治をする人間は駆け引き上手でないと無理ですが

父はお人好しですから

事実町会議員に立候補すると決めたら

いろいろ無理強いをされました・・・。

何も持っていなければそういうこともないのでしょうが

なまじ持っていると人はそこに付け込んできます。

間違いありません、父が選挙に出続けたら

我が家は『井戸塀（いどべい）』になっていたでしょう。

（井戸塀とは選挙で財産を使い尽くすことのたとえで

残ったのは井戸と塀だけだったということです）

選挙太りの方もいらっしゃいますけれどね。

だから私は広い道路を見ますと

これはきっと誰か頑張った方がいらしたのだなと思います。

それとそこに住む方たちも協力したのだろうと推測します。

たかが１本の道でも実はそこに多くの苦労が隠されているのです。

作られた時の人々が亡くなって忘れ去られてしまっても・・・。