詩～総集編～ 青
ガムかみながら、ぺちゃくちゃおしゃべり
くらくなってくるそらは、ひさしぶりにみたの
ヨルのマチを、ひさしぶりにあるいたの
みんなではなしをしながら
わらいながら。
すごぃひさしぶりで、じかんがもどったの。
わたしが、やったすべてのゎるぃこと
いまもみんなつづけてるの？
ゎたしはひとりで、かってにサヨナラして
かってに、こうせいして
ぃぃこちゃんになって
それでもなぉ、わたしをやさしく、
つつみこんで
むかえてくれた
みんなの「えがお」
きょうはきらないよ
だって「ざいあくかん」が
きえてしまったから
【－．－】
そうよ、
そしてあなたは
あなたたちは
しっているのにしらないふり
そのわだいをさけるわ
でしょ。
だからわたしもふつぅにはなしをする
たとえ、てがうごかなくなっても
【傷だらけ】
まともにあるいてる？
いつまで？
まともにはしれてる？
どこまで？
キズだらけのあしは
ハイソックスをはけば
ほらまほうよ
キズがあっというまにきえてなくなる
キズだらけのあしは
どこまでいつまで
きちんとあるけるとおもう？
とちゅうでキズグチがあかないかのふあんがとれない
わたしはうたうわ
わたしはあるくの
うたをうたい
そらをあおぎ
ほしをながめ
キズだらけのあしで
しっかりあるくの
たとえくつうでカオをゆがめても
だいじょうぶ
だいじょうぶ
どれだけどれだけ
いままでがまんしたか
【あなたのこえ】
シアワセってなに？
シアワセってどこにあるの？
あなたはわたしをたすけてくれるの？
あのこはわたしをたすけてくれたの？
キズついたあしを
あまいあまいおかしでいやしましょう
キズついたココロを
きれいですきとおるコエでいやしましょう
あなたのこえ、ずっときいていたい。
あんたのこえじゃないわ
あんたらのこえじゃないの
Cocco
そうよ。あっちゃんのことよ
あっちゃん、もっとうたってうたって
きょくがからだにながれる
キズぐちがふさがる
ココロのキズぐちが
どうしてそんなに
ひとのこころにのこるうたが、うたえるの
キズが、ふさがっていく
ちは、とまっていく
このおんがくは、わたしをみたす
「シアワセ」
このコエは、わたしをいやす
「シアワセ」
わたしはいっしょうけんめい
あっちゃんのきょくを、きいたままうたうの
いっしょうけんめいうたうけど
やっぱりもとからのおんち
それでもぃっしょうけんめいうたうの
ベランダで
こよい、つきのみえるヨルに
なみだをながしながら
あなたのこえを、もとめながら。
【右。左。今日の天気】
あしがつめたいの
なんでだかわかる？
あしがなまあたたかいの
なんでだかわかる？
そとをはだしであるいたら
すぐにたいおんをうばわれた
だけど、ピンクのカミソリがとんできて
わたしのあしをきずつけた
さぁ
あったかい
ほら
あったかい
そとはいいてんき
きょうは「はれ」だから
なかはどしゃぶり
ココロは「あめ」だから
いつになったらなけるでしょう
きょうは「はれ」
とてもいいてんき
あそこのたかいところで
とびおりているひとがみえます
あそこのたかい「き」で
くびをつっているひとがみえます
おうだんほどうをわたれば
めのまえにくるまにひかれてしんでいるひとがいます
じてんしゃをこけば
ほらたいへん
ブレーキがきかない
とまらない
うしろをみれば
ガラスのはへんがつきささって
こうつうじこでしんだひと
まえをみれば
みらいのわたし
みぎをみれば
くるまがおしよせて
ひだりをみれば－－－－－－－－－－－
【嘘ってなぁに】
またですか。
またですよ。
あたしはまた、ウソをつかれてしまいました。
でも「ウソついたでしょ」なんていわないよ。
ひどいね。でもしかたないね。
りゆういってくれればいいのに。
かるい、うそのつもりだったんでしょ。
でもウソに、「かるい」も「おもい」もないの
ウソはウソ、いつわりはいつわり
でも
でも。あたしもウソついてる
じぶんのかんじょうに、ウソつかないといきていけない
ウソニハバツヲ
ワタシニバツヲ
どうかわたしに
ばつを
つみを
【Ｍｏｏｎ】
きょうのつきは、みかづき
でもなぜか、かすれてみえるの。
あたしはないてないよ
あたしはなけないよ
なのに、かすれてみえるの
くもがかかっているの？
そのきれいなヒカリをみせて
でもこのよごれたワタシには
みるけんりすら、ないのかもね
【殺人鬼】
無償にイライラした。
妹がむかついた。
親がむかついた。
汚い部屋がむかついた。
誰もあたしを殺してくれないなら
あたしが誰かを殺すまでよ
あたしの視界にはいらないで
誰もあたしの視界にはいらないで
殺してやる
殺してくれ
精神異常者？
だったら病院に行かせてよ
入院させて？
そのためなら喜んで狂いましょう
もう1人の私が暴れるまで
まちましょう。
気が気じゃない
やらないといけないことがたくさんある
ありすぎる
誰もあたしを殺してくれないから
あたしが誰かを殺すまでよ。
こんなあたしを生かしていいの？
駄目でしょ？
さぁ殺しなさい。
私と言う名の殺人鬼を
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