詩～総集編～ 金
あのトキから
「好き」と言う気持ちと
「愛情」と言う形が
わからなくなってしまって
好きな人はいるんだけど
みんな。
みんな好きなんだけど
どこがどう違うのかさえわからない
でも逆に幸せかもしれない
わからないならそのままで。
また誰かに出会えば
疑惑とか出てくるんでしょう
どうせまた悩むことになる
そんな面倒くさいのなら
別にいいじゃない
「愛情」を欲しいとは思うけど
誰もくれないし
まだ早いけどだんだん近づいてくる私の誕生日には
何もなくて
結局まだ貴方の事が忘れられなくて
でも好きじゃなくて。
誕生日の日や後日に
誰も会ってくれないんじゃないかって不安はあの日
貴方が解いてくれたのに
貴方がまた難しくした
押しつぶされてしまいそう
指先は暖かいのに
手を伸ばして望んでも冷たい手がたくさんでてくる
誰も答えてはくれない解いに悩まされて
答えもなくて
私は今日も
ずっと迷路をさまよっている
【指輪と月】
貴方と別れてもうすぐ半年
指輪を指につけることの許されない理由
もう私は貴方の「彼女」でもなんでもない
けどこうやって
たくさんの人に支えられて
貴方のことを、ようやく忘れられそうで
長かった
忘れたかったと言ってるけど
本当は忘れたくなかったのかもしれない
もうすぐお別れ
きっと今度こそ
笑って話せる想い出にして
心の底にしまっておくから
「また」
なんてないけど
幸せにね
好きと言う恋愛感情を
私から奪っていった貴方へ
少し恨んじゃうけど、でも大好きだった
やっと私の中で「さよなら」出きるんじゃないのかな？
【螺旋－らせん－】
恐れていることは
誰だってきてほしくない。
それがこない方法を知っている
それを実行できない
甘い甘いお薬は甘い甘い誘惑に誘われて
私の体の中へ入って行く
細胞を壊して副作用を起こす
顔色は土の色、ピンクというものがない
めまいと腹痛
いったいいつまでこのらせんに
とらわれつづけるのか
自分の意思ではとまらない
増えつづける
飲みつづける
麻薬
疲労感がとれない
毎日重たい重りを持って
どれだけ飲めば気がすむのか
どれだけ痩せれば気がすむのか
寿命と引き換えにしてまで痩せたいのか
答えはYes
Noだったらお薬など飲まなくて良い
死ぬことは・・・太ることよりも恐ろしくない
太ることのほうが恐ろしい
お薬がくれたプレゼントは
少し体重が減ることと疲労感と土色の顔色と
吐き気とめまいと
だるさがとれない
私頑張ってる
頑張って生きてる、
まだ。
まだ生きられるはず。
少し弱気になっただけ。
私は前を向いて、歩いているから。
私の恐れてることは
死ぬこと
太ること
－－－－
ただいいたいことを書いてしまったでゎないか。
© Rakuten Group, Inc.
