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週末2日費やして、
大河ドラマ秀吉 を観ています。
本能寺直前まで行きました・・・。
もう眼が痛いです。
頭も痛いです。
しゃべり方が「○○じゃあ!」になりそうです。使用例:「上げ潮じゃあ!」
16年前に一度観たきりだったこの作品。
「こんなシーンあったっけ?」
「こんなお話筋だったんだ」
というところももちろんありますが、
「超知ってる!このシーン!!」とか、
「感情」ですね・・・ちゃんとまるまる覚えてるシーンとかがあって、
「描かれてる」モノは、小学生にだって伝わってたんだ!と再確認してます。
まだ途中で、冷静な感想も書けませんが・・・
とりあえず、ここまで観てきた印象をメモしようかと。
作品全体について・・・
合戦シーンの少なさ、1シーンの長さ・・・「舞台劇」的なところ。
派手なシーンが多かった印象だったのですが、
派手なのは役者さまの演技
であって、シーン自体ではなかった!
これは意外でした;
まぁ、大勢で踊ったり騒いだりというシーンは多いのですが。
1シーンが長いんですよ。
人の気が変わるまで、じっくりゆっくり5分6分平気で話合いをしていたり。
特に、最近の?なのかは分かりませんが、コマ切れ演出ドラマに慣れていると・・・これが結構応えます;
消化不良を起こしそうなくらい腹もちがイイ「感動」です。
キャラクターについて・・・
この作品の 竹中直人さん演じる「秀吉」 が、私の秀吉像の雛型です!
・・・と散々言ってきておいてなんですが、今回見直してびっくり。
どうやらこの作品を観てから16年の間、享受してきた様々な作品によって、私の「秀吉像」はかなり変形していたようです。
私・・・秀吉って、ホント「カッコいい人」だと思ってたんだ!
だってこのドラマの秀吉、めちゃくちゃカッコいいもん!
意外でした・・・こんなにカッコいい人だったなんて。
もっとやかましくて、ほだされやすくて、観ててはらはらする感じの人だと思ってました。
思っていたよりずっと、 洞察力に長け、考えてモノを言い、
「とっつきやすさ」と、どこで怒るか分からない「怖さ」を使い分ける人
でした。
難しい顔をして、無口になり、低い声でしゃべりだすところの「怖さ」は、流石流石の竹中直人さんです。
王者の風格です。
そして・・・ おねーーーー!!!
沢口靖子さん 演じる・・・おねーーーー!!
これはもう叫ばずにいられない。
最高です!!んもう・・・めちゃくちゃカワイイ!
こんな奥さんが居たら・・・がんばるわ!
「お仕事ガンバレ」とかハートマーク付きで言われたら・・・たまらんわ!!
正直なところ、
大きい存在であった印象はあったのですが、
これほどまでに大きな存在として
おねが描かれているとは・・・
これほど、「理想の夫婦像」として描かれているとは思っていませんでした。
このおねの「説得力」、半端ないです。
そして、抱いていたイメージ通りだったのが・・・ 高嶋政伸さん演じる、弟の小一郎秀長。
私自身がこのドラマから戦国時代に入ったので、秀長が重要人物なのは当然!秀長あってこその秀吉!という観方なのですが、
そういえばこの作品以外で、「秀長」がまともに描かれる作品は今のところ観たことがありません。
本編通して、この秀長の細かいセリフや感情をかなり覚えていました。
ってことは、小学生にもガッツリ入ってきてたんです。
子供は素直に情報を選びますから。
ギラギラ輝く兄・秀吉を、出世させるため、天下を取らせるため・・・
そして義姉・おね姉さんへの密かな憧れ・慕情を糧に、金子の工面・めちゃくちゃやる兄のフォロー・・・と、
あれだけの苦労を「自分の役目だ」と背負込めるこのキャラクターがいるから、
・・・これもやっぱり「説得力」です。
上記三人が、やっぱりすごくバランスが良くて。
「秀吉」を顔に、三人が一体の行動体に見えてくるんですよ。
このドラマの核であり、大ヒットの土台であると思います。
あとは・・・いろいろ書きたいキャラクターだらけで困ります;
親方さま・・・ 渡哲也さん演じる織田信長。
「鬼」と呼ばれる唯我独尊の寂しがり屋。 ・・・すんげぇめんどくさい人だけど・・・可愛い。
この人につき合える人間って凄い。
眼で語るんですよ・・・渡哲也さん凄いなぁ!うるうるしてるとことか、自信なくなってるとことか。
もう、すっごくカワイイ。
そしてやっぱりカッコいい。
市原悦子さん演じる秀吉の母・なか(大政所)
の
ナレーションの秀逸さといったらもう・・・。
声を被せるだけで、これほどシーンが印象的になるのか!
基本的に、頑張ってるカワイイ息子を自慢したいという言葉ばかりなのですが、なんって上手なんでしょうか・・・「語り」ってやっぱりこうじゃなきゃ!
財津一郎さん演じる義父・竹阿弥
秀吉とは、母の愛情を奪い合うライバルでもあり、あとは生き方も相反してて。
お互いに認めるわけにはいかない。特に秀吉が大出世した手前では、面目もない。
それでも、秀吉の生き方に与えた影響は計り知れない・・・という人物です。
多分、「光秀」史上でもかなり印象的で爽やかな「光秀」であると思います。 村上弘明さん演じる明智光秀。
秀吉の持つ要素と、対応して 「主役」並にバックグラウンドまでガッツリ丁寧に描かれます。
有森也実さん演じる奥さん・ひろ子
が、
このドラマで・・・イイ意味で浮いてまして。
最後・・・夫の首とともに琵琶湖に沈んでいくシーンは、これでもか!というくらい印象的で。鮮明に覚えていました。
そして無視できないのが・・・
仲代達矢さん演じる千利休と、玉置浩二さん演じる足利義昭。
今後一切、この千利休を超える利休像なんてありえないだろうなぁ・・・。
玉置浩二さんの「怪演」は有名なんでしょうか・・・?上手すぎます。
スーパー端役の中で印象的だったのは、
利家の妻・まつ ・・・「利家とまつ」の松嶋菜々子さんと比べるのが面白い!
斎藤道三 ・・・一瞬画面に映っただけで大迫力。
斎藤竜興 ・・・なんとなく忘れられない馬鹿城主。
今川義元 ・・・迫力があり、頼りなさもあり。
秀吉の姉・ともの夫・長助 ・・・ビートキヨシさんだったのか;
う~ん・・・面白い><!
テンション上がる!!!
やっぱり小学生を夢中にさせる作品は、それだけのモノがちゃんとあるや!
まだまだ観ますよ。
by姉
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