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2021.04.25
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カテゴリ: 愛to暁のヨナ
​​​​​​​​​​​​​​​
​暁のヨナ 35巻感想(姉編)​

ヨンヒ手記篇が終わり、 新展開

以前より高華国と度々の衝突を重ねて来ていた、 南戒
その使節団が、緋龍城に到着した。

緋の病により体調悪化が著しいスウォン王に代わり、
ヨナ姫が会談に出席することに。

毅然とした態度で使者たちと渡り合うヨナ姫だが、
南戒使節団内に不穏な動きが見られ…翌日、使者の一人が死亡する事態に。

​使節団はヨナ姫を犯人と名指しするが…!!?





コミックスの内容に入る前に、 ​高華国の現状について​ 、少し整理します。

31巻、クエルボ篇が終了した段階で、下記の解説がなされていました。

ついに高華国は千州を完全に制圧し、
属国となった斉・真国と合わせて、
イル王の時代よりも倍の国土を支配することとなった のである。​


スウォン政権発足以降、高華国は
​侵略を受けた戦、仕掛けた戦、いずれも ​連戦連勝続き​ です。​

ファンブック情報によると、この期間(政権発足~35巻現在)は
​​ せいぜい数カ月程度 のようなので、( ←嘘だろ!? とは思っている)​​
​​ 超短期間で異常な超拡大をしている最中、という状態
と認識して良いかと思います。​


基本的に、内部クーデターにより発足した政権が、
更に国内・外部からのクーデター&侵略を「誘い受け」しているとも言えますし、
「五部族をまとめる」という名目で、意図的・自発的に「対外敵」を作っている、
とも言うことができます。

スウォン新王は、その容姿・物腰とは裏腹に、
非常に活発に、好戦的な侵略国家国王として動いています。


​​この 高華国超拡大の状況 を、どう評価するか。​​

作中の高華国内では、国土拡大を高評価・歓迎するような意見が圧倒的です。

前イル王の弱腰な態度への鬱憤も含め、
「発足数カ月で国土2倍」なんて、勢いもあるし、気分良く感じるのでしょう。

…まぁ、実績だけ見ると、確かに凄いですよね。素直に。


…うん。 ​「凄過ぎ」ます。​
無茶し過ぎです。


​↑こんな状況、 怖い でしょう!普通に!!​

高華国スウォン政権…「発足数カ月で国土2倍」とか、
比較対象がえげつなくて申し訳ないですが、
ナチスドイツよりはるかに ​超急性的で、超好戦的な侵略国家​ ですよ。​


また、スウォン政権は今のところ「連戦連勝」と言ったって、内容をちゃんと見れば、
決して「毎回、用意周到に事前準備をして、必ず勝てる戦い方」をしているわけではありません。

「必ず勝てる戦い方」が出来るような司令塔も、存在しません。
(そもそもジュド将軍じゃ、無理)

「結果として上手くいっただけ」 という場面は、これまでに何度もありました。​


スウォン王について、
作中で「賢王」、「冷静」、「冷徹」etc…と言われてるからといって、
あくまでそれは、作中の登場人物たちの価値観による解釈・意見なだけであって、
別に、読者がそれをドストレートに真に受ける必要はありません。


​「 何が起こったか 」は、作中できちんと提示されているわけですから、​
​​一体これはどういう状況なのか、​​
​度々出てくる ​「強国」という単語の意味するものは何なのか、​ は、​
読者自身がかみ砕いて、解釈すべきだと思います。


(あくまで私の感覚で、ですが、)
少なくとも、現代日本教育を受けて来た方で、
「超好戦的な侵略国家」が、「上手い国運営の在り方である」と判断する方は、
限りなく少数になると思うんですよ。



​​
*以下、最新35巻の内容ネタバレを含む感想です。
未読の方は、ご注意ください。*


さて、ではでは。​​
遠回りしましたが、35巻本編について。


​​ 「南戒」 がやってきました!​​

17巻で、腹へり一行が一度足を踏み入れていた南戒。

高華国は戦に勝利し、金州地区を奪還したとのことですが、
度重なる衝突(及び麻薬案件等)により、
​緊張感のある関係が続いていること​ は明白でした。


そんなこと言ったら、四方のそれぞれの国との関係性に関して、
ある程度の決着を見ているのは、 ​対 真国​ くらいなものですが。

対 斉国 は、21巻の戦いの後、一応の決着を見ている風になってますが、​
そもそも「3つの権力図式」といった超怪しげな体制を提示したにも関わらず、
現時点では、そのうちの一人(クシビ)しかまともに描写していません。
​​ かなり消化不良な要素を残している状態 です。

対 北戒 は…そもそも力を失っている状態とのことで、​
「豪族たちが度々高華国へ侵略して来ては追い返される」以外は、
これ以上の深入り描写は避けるのでは、と思っておりますが。


まぁ、こんな感じで、 国土拡大したからと言って、
国内・外に不安要素を抱えまくった状態
高華国・スウォン政権ですが、

​​こんな時に、 ​スウォン王の病状悪化!!​
​しかし、 ​南戒は既に好戦ムード&闘う気満々!!​
​そして、何故か突然緋龍城に現れた、 ​​ 南戒皇帝の寵姫・メイニャン!! ​​
(スウォン様&ヨンヒ様同様、緋の病も患ってる)


​話回しに関しては、 強引この上ない巻 だったなぁ、​ という印象です。​

花ゆめ本誌を読みながら、毎号、
「何それ?」「何それ?」「何それ?」 の連続でした。

​​​ …いや、いいんです!!
メイニャン様とか、遠回りのようで、​
​南戒方面の描写を、極力抑えた形で済まし、話を巻くため、​
​わざわざ怪奇的なまでの ​要素特盛キャラクター​ として、​
緋龍城に飛び込んで来てくれたんだろうな、 と思ってるんです。



スウォン様の体調不良に気づいたハク様は、

獄中でヨナ姫とまぁまぁイチャついて養分補給して、
​獄中でトレーニング(腹筋六千五百四十二回)とかし始めて…
やる気・動く気満々 ですからね!!

動くのに必要な ​​ 情報・要素・切り札の鴨ネギ(特盛) ​​ が、​
飛び込んできたようなもんですよ。


今巻の個人的なハイライトは、ここ↑です。

​「ハク様の動く気・やる気」。 ​​

◆35巻にもなって、
「スウォンの病状悪化」という極限要素を設定しないと、
動き、やる気を見せないハク様 ​に、絶望。​
…ここまで追い詰めないと、動き出さなかった…?

↓同義

◆34巻に渡ってあれほど押し黙っていたくせに、
「スウォンの様子がおかしい」ことを勘ぐってからは、
「現状を揺らす」ことに対し、
迅速過ぎる動き、やる気を見せるハク様 ​に、絶望。​
…今までは何だったんだと思うほどに、光速。


ハク様の「スイッチ」は、なんやかんや、
やっぱりスウォン様が持ってるんだな、
と強烈に再確認するようでした。

ハク様は、口では絶対に「ヨナ姫様命」的なこと言いますし、
自身の認識的には、ヨナ姫がやる気スイッチなんだと思うんです。

もちろん、口だけではなく、実際にヨナ姫様のことをとても大切にしています。


・・・が。

以前の記事でも書いたことがありますが、
実際にやってることを見れば、
1巻から35巻に至るまで、
ハク様が一番に守っている&庇っている のは、​
​一貫して ​「スウォン様(&風の部族)」​ です。​


あ、ただ、もちろん、
この場でハク様が動き出すことができる土台は、
ヨナ姫の35巻に渡る献身的な働き あってこそ存在するもの
ですよ!

​​​​ヨナ姫が、ハク様をこの緋龍城にまで連れて来たんです。​ ​​
(ヨナ姫は、
​「スウォンさんと別れ話させるために、ハク様を緋龍城に連れて来た」​
というのが、私と妹間での共通認識です。)


ただ…スウォン様健在の緋龍城に連れて来ただけでは、
どうしてもハク様は、 ​バランスとってバランスとって、​
ひたすら現状体制の円滑運営に奔走し始めますから。

このキャラクターが、極端な動きをする場面は、
​必ず「 既存バランスが極端に悪い時、崩れそうな時 」…​
​簡単に言うと、「 ヤバい時 」です。​




この作品は、ほとんど
​​「『 ハク様 というキャラクター像をあぶり出すため 」にしか、​​
要素は投入されていません。


​​そもそもの ​高華国の設定自体​ も、 ​​
ハク様 の為にしか作られていません ​​
し、​​

現に 主人公の ​ヨナ姫​ は、初期も初期、2巻以降、​
​​​「 ハク様 の為にしか動いてません 。​​​


​ヨナ姫​ …少女漫画ヒロインとして、​
このキャラクターの、一番の ​特徴・魅力​ は、​
スウォン様の謀反以降、 ​​森羅万象 ハク様 に求める…​、​
​​ ​​​ ​​ ハク様 >>>>>>>>>>>>… 世界・その他 ​​ ​​ ​​​​
という、 ​​ ​圧倒的な価値観の偏り ​​ にあります。


​どんな要素が突然登場して来たとしても、 注目すべき は、​
​とにかく、 ハク様 です。​
​ひたすら、 ハク様 です。​

​​​ ​この「 偏り 」​こそ が、
他作品にはない「暁のヨナ」の面白さです!!​​




いつも通り、「コミック感想」と言いながら、
内容に向かわない、とりとめのない駄文でした。

​基本的に この作品に関して、 ​主張したいことは一つだけ​ なので、​
​私の記事は、毎度同じ内容になってしまいます…。


​まだまだ、先は長い…。 ​​
覚悟と強い心を持って、読み進めて行きたいです。
by姉
​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2021.04.25 14:30:58
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