迷子の大人たち

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通りすがり@ Re:性善説の経営とは(04/19) 大変面白く拝読させていただきました。 自…
ながお@ 29(12/25) なんちゃあ、寒くないゼヨ。→なんちゃあ、…
ナニワのオバチャン@ Re:ニワトリノニワ テキトー日記三年目 102(09/24) 相変わらず、迷えるおじさんや。 ええ質…
迷えるおじさん @ Re[1]:ニワトリノニワ テキトー日記三年目 102(09/24) ナニワのオバチャンさん おや久しぶり。生…

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2012.03.27
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カテゴリ: ニワトリノニワ氏
ちょっと元気ないけど、生きてますよ。

さて。NHK大河ドラマの「平清盛」見てますか?

残念ながら僕は見てないです。平家と源氏の争いなんていう、血なまぐさい戦争ものが僕は好きじゃない。

反目する境遇でも同じ人間、「 シェイクハンドぜよ 」なんていう坂本龍馬が大好き♪

でも、先日NHK高知放送局の番組を見てたら平清盛とゆかりのある人物としてドラマで登場する崇徳天皇が紹介されていた。

崇徳天皇 と言えば 以前私のお遍路ブログ でも紹介したことがあるので、覚えている人は覚えている。覚えてない人は覚えていない。見たことない人は見た記憶がない。

ま、そんな感じじゃないかと思う。(どんな感じやねん)




実は鳥羽上皇の奥さん、璋子と鳥羽上皇の父、白河法皇の子供が崇徳天皇らしいのだ。

つまり、本来三上博史と檀れいの子供であるべき崇徳天皇(井浦新)なのだが、伊東四朗と檀れいの禁断の不倫でできた子供であったという訳だ。

だから鳥羽上皇と妻の璋子の子供である後白河天皇からも嫌われることとなり、保元の乱で島流しにされ、讃岐の地で生涯を終える。

保元の乱というのは皇位継承における、不倫による子どもと実子との戦いと言えるのかな。


ともかく、流刑にあったその讃岐の地で崇徳天皇の怨霊伝説が残されることになる。

崇徳天皇は讃岐で恐らく寂しさから仏教に深く傾倒し、空海の影響を強く受けた四国の西行法師に感化され五部大乗経の写本を作り、朝廷に献上。

だが、当の宿敵後白河天皇によりこれが却下され送り返されてきた。

そこで崇徳天皇の怒りが爆発。舌を噛み切り送り返された写本に血染めで自ら魔道に帰依し呪い尽くす文字を書き、爪を伸ばし、髪を振り乱して天狗になった。とされる。

出生にいわくがあるだけで親族から忌み嫌われ呪いの生涯を閉じた崇徳天皇に同情するし、さもありなん。人間だものと思ってしまうのだが、本当にそうだったんだろうか?

上記の怨霊伝説は天皇家に伝わる一説であり、讃岐の国では四国の守り神であったという説や、実に寂しげで恨みの念など感じさせない数々の歌を残していることから、天狗に化身したなんていうのは実態と大きくかけ離れていたと僕は信じる。


今朝。

朝日.jpg



そんな暖かい日差しを浴びてうちの桜もようやくピンク色に色づいてきた。

サクラサク.jpg

先日植えたソメイヨシノはまだつぼみがカッチカチや。

ソメイヨシノ.jpg

ふと気づくと運動場の片隅でプラムの花が満開になってた。

プラムの花.jpg

60センチくらいの幼木なんだけどね。頑張ってるなぁ。

日差しが強くなってきたので四万十川の夕景も色濃く・・・・・

四万十夕景.jpg



ミカヅキ.jpg


先の崇徳天皇が残した歌に有名な歌がある。それは、小倉百人一首の一句。





訳:滝の水は岩にぶつかると二つに割れるが、すぐにまた一つになることから、現世では障害があって結ばれなかった恋人たちも、来世では結ばれるでしょう。


なんと切ない。

崇徳天皇は仏教に傾倒したことから輪廻転生も運命論も信じていた。だから恨みつらみはない。

自らの運命を受け入れ、ただ・・・・静かに・・・・来世を信じて・・・・・





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Last updated  2012.03.28 07:53:15
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