Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
July 2, 2015
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カテゴリ: 日々の日記
         『 朝顔が恋したら 』 パート2





 誰が見ても美少女と言われても本当は、姉の様に凛として真っ直ぐで、大人でありたい。

チヤホヤされても本当に欲しいものは、いつだって届かない。私の好きな人は姉が好き。いつも2番目。

親に望まれてアイドルになったけど、辛くて苦しくて、嘘の笑顔が増えていく。気付いて欲しいのに誰にも気づいて貰えない。親にも、姉にも。

調子に乗っているわけじゃないのに、虐められて、それでも笑顔を崩さない様にしても、誰も助けてくれない。本当はずっと叫んでる「助けて」と







 目を覚ませば、自室のベットの上で手を伸ばして助けを求める夢。嫌な夢に最近魘されている。

そんな夢の後は、気分を変えるためにシャワーを浴びて、朝食づくり。

普通の女の子と何も変わらない生活をしているのに、周りの目は冷たい。



姉の美琴が起きてきた。頭が良くて美人。3つ上で、凛とした姿でクールな美女なのだ。そんな彼女の夢は、アイドルだった。だけど、両親は彼女より私を選んだ。だから、内心恨まれているような気がするが本心が判らない。

「・・・うん。ちょっと嫌な夢をまた見て・・・。お姉ちゃん、今日の朝は和食にするそれとも、パンにする?」

「う~ん。どうしようかな?和食は何?」

「今日は、ご飯と卵焼きに、サラダとネギとワカメと豆腐のお味噌汁だよ。」

私のファンの人に言わせれば、私は見た目に反して、家事のスキルが高いらしい。

「じゃあ、和食でいいわ。母さん達、まだ起きて来ないのね。」

「ハハハ。そうだね。もうすぐご飯だから待ってて・・・」

そう姉に告げると姉は

「そう。じゃあ、よろしくね」と告げて、一旦台所を離れた。

一応母も料理をするのだが、朝は私が作ることが多い。毎日、ご飯を作ったりする時間が一番、幸せだと感じる。

そんな私は、最近気になる人が出来たのだ。その人の為に、お弁当を作る。家族にばれない様にこっそりと。










 「じゃあ、行ってきます!」

朝食を食べ終え、学校に行く準備を終え、登校する。

「はい、いってらっしゃい~。」

姉に見送られながら。時間帯は少し早目であるがある人にお弁当を届ける為に、早めに家を出ているのだ。フワフワの髪を揺らしながら、自転車を漕いでその場所に向かう。その人は、私が今誰より憧れてやまない人だった。



次回に続く。





 snowの日記
いきなり2話目から書きました。今回の主人公はアイドルで、相手は迷ってます。
設定からダメにしそう。
今日は5日ぶりの休み。昼寝をし過ぎてしまいました。ベーコンを作り、ついでにクッキーも焼いてみた。
のんびりしてしまった。次回の休みがまだ先。割に合わない。
いい加減なシフトに振り回されたくないな。





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Last updated  July 3, 2015 12:36:58 AM
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