ぺこぽこまむず広場

絵本★もりのへなそうる


著者名:わたなべ しげお 作
    やまわき ゆりこ 絵
出版社:福音館

***コメント***
てつた君5才、みつや君3才。2人の兄弟の楽しいお話しです。
ある日2人は森へ遊びに出掛けます。持ち物は、『しょっぴる』と『おべんと』のサンドイッチ。しばらく歩いて行くと、2人は大きな自分の背丈程の、赤と黄色の縞々模様の『たがも』をみつけます。そして次の日には、自分の事を『へなそうる』と、言う生き物に会います。

 『たがも』→『たまご』。『しょっぴる』→『ピストル』。幼児が成長する過程での、言葉のキャッチボールがとても楽しく、そう言えば子供って、『じゃがいも』の事を『がじゃいも』とか言ったりしているよね~。等と思い出して楽しくなったりします。そして、『へなそうる』がまた本当に可愛いです。素直で憎めない。心が優しくなる作品です。

グリーンの表紙に、森の中に男の子2人がいる絵が描いてあります。
『へなそうる』のタイトル文字が、縞々模様のところが、本を開いてみたくなるカギです。


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