☆白衣の天使☆

☆白衣の天使☆

東京医大外科第3講座時代


今でも昔の名残で医局は1つで、朝礼は合同で行っています!
最初の1年間で一応すべての臓器を理解するために3講座をすべて回ります。
私は呼吸器から回り始めて私の指導者は助教授でした。どう言うわけか2人のミット(班)です・・・この先生はとにかく朝が早くて大変でした!早朝にすべて入院患者さんの回診は終わらせてしまいます!

次が循環器でした。このときは生後間も無い複雑心臓奇形の子供を受け持ちました。小児外科病棟が8階だったので大変でした。ようやく研究室(別棟の地下)に戻ってほっとしていると「呼吸がおかしいです!」エレベーターを待つ時間もなく8階まで駆け上がっていくんです!日に何度上がったことでしょう!病棟でも寝泊りをよくしたものです!・でも最後は手術に間に合わなくてだめでした・・・

最後が消化器です!この教室の教授はとにかく名物教授で、大変でした!行動的というか、精力的というか・・何度怒鳴られたことでしょう!夜もお強くて結構引っ張りまわされました。大体が新宿近辺でしたが行きつけのすし屋がありよくそこから研究室に電話がかかってくるんです・・・上の先生方は時間帯を見て分かっているのか決して電話には出ません!出たら最後「誰だ!今すぐ来い!」で夜中までです!自宅(マンション)が新宿にありましたから大体そこまで送っていき、しばらくマッサージをしたりと大変です!

続く


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