SLOWでいこ!!

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出産物語




~フライング入院~

2001年クリスマスに、約1ヶ月の退屈な入院生活にピリオドをうち
年があけて1月中は家で安静生活を送っていました。
そして、2月
妊娠35週をすぎ、数ヶ月飲んでいた張り止めの薬ウテメリンとも
おさらば!

「さー、これからはいつ産んでもいいから、バンバン動いてね!」

・・と先生。

とはいえ、あんまり体力がなかったし、だんだんとお腹まわりが大きくなり
動きづらくなってきていた。
うーん。。まぁ、散歩は日課にしようと心に決める。

そんな、2月14日
毎週1回になった定期健診にて、お腹に機械をつけて、お腹の張り具合と
赤ちゃんの心音をはかっていたら、、、
痛みは弱いけど定期的に張っていました。
内診をすると、子宮口も2センチあいていて柔らかくなってきていて、
10分間隔くらいで張っているということ。

先生が「もしかしたら、、、午後から入院できる?用意して
いらっしゃい!」と。
「うわっ、いよいよかな!?」と思って、家に一度戻り
旦那や親に連絡後、入院。
内診したせいか、多少の出血が。「おっ、これはおしるし??」
いきなり、分娩台へいかされる。

分娩室には、台が3つあって、その一番離れているところでは
お産をしていた。
1時間以上、最後のいきみをしているが中々出てこないとのこと。
結局は吸引になってみたいだが、
とっても苦しそうだった。長くじゃ耐えられない。
明日はわが身なのかなぁと、ちょっぴり怖くなる。

そこで、浣腸をされて、50秒がまんして、出してくださいと言われたが
すぐ!出したくて・・・
たくさん出ちゃった。
お腹の張りが拡大!痛さが変わってきた。
・・・8~10分間隔でお腹は張るのだが、強くなってこない。
何度も何度も助産師さんが、様子を見に来る。

のちに、先生が見に来た。
「あれれ?こりゃ戻っちゃってるみたいだぞー。」と苦笑い。

結局、1晩夜を明かしたが、かわらず、1日で退院となってしまった。
先生??何これ??
なんじゃこりゃぁぁ。入院代かえしてー!!!

*************************
そんなこんなしていて、
予定日の3月1日は、余裕で越えてしまったのだった。

3月4日

今日は朝早く起きて、出張の旦那様を見送った。
家を早めに出て、検診のため病院へいった。
前駆陣痛は2月からあったのに、まだ、兆候は見られず。

「もっと、早めに生まれると思ったのになぁ。張り止め飲んでると
遅めになるみたいだなー。」と先生。
子宮口の入り口の卵膜?見たいなところを、ぐりぐり
刺激される。
すごく、いたたた・・・って感じ。
これで、きっと今日破水とかするでしょう。。
びっくりするほど、臨月に入って大きくなったお腹。
いよいよ、出てきてくれるか??息子よ。
散歩しながら帰ってきて、午後には来客もあったりで、
過ごしていた。

そして、午後6時過ぎ、、、
テレビ見ながら「あれっ!!??」いつもの張りがくる。定期的に。
まだ痛い感じではない。
さぁ、お腹もすいたので夕飯作って食べよう!!
たくさん、焼きビーフンを作って食べた!
小さな痛みが繰り返しきはじめた。
「うっ、これはいつもとは違うかも????」生理痛みたいな
痛みになってくる。

時計と睨めっこがはじめる。

午後8時過ぎ、旦那に電話を入れる。
出張は遠出でなかったけれど、きっと飲んで帰ってくるかも?と思ったので
それはやめて、すぐ帰ってきて!と言うと
「まーだ、心配しなくたって大丈夫だよぉ。ま、でも帰るわ」
実妹にも、心配で電話をかける!
少し、いろいろ聞いて、これは陣痛の始まりだと実感。

眠気はあるんだけど、痛さで起こされる!
もっと、痛みが強くなってくる。

午後10時~
旦那様、帰宅!
 少し余裕があった、私も次第にお腹の痛みが腰に移行。
 辛くなってきて、「いったぁーーーーいぃぃ!」と
 言わずにはいられなくなる。
 今のうちにシャワーを浴びた。

 旦那は仮眠中。私も寝たいが、痛くて眠れない。
 腰をさすってもらって、(さすって)
 間隔が8分台に。激痛がきて、波のようにひいていくの・・繰り返し。
 病院にいつ連絡しようか、、、迷っていた。

次のページへ続く



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