あなた方に、ジャックという名の王子の物語をお話しましたけれども、それは、あなた方全て一人一人の物語でもあるのです。私達はこの物語の語り方の中でこれに正義を与えているのではなく、全ての名誉と崇高さ、愛と犠牲とをもって語っているのです。その物語は、私、トバイアス、または誰か他の方が過度に誇張して伝えたものではなく、わずかにその表面をこすり始めるだけのものです。さあ、ここにAll That Is(大いなる全て)の“王国”の王子と王女だったあなた方がいらっしゃいます。あなた方は、あるとてつもない名誉のためにその“王国”を去ることを選択しました。そして、あなた方は、自分はただの人間だと考えながら、たぶん80歳か90歳まで生き、そして生き残ろうと格闘し、正しいことをしようと格闘すると思いながらこの地球と呼ばれるこのちっちゃな場所の上にいるのです。あなた方は自分が本当は何者なのかが見えていないのです。