IMAGINE

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「シバ神に別れを告げる」つづき



あなたは自分自身に対して腹を立て、フラストレーションを感じました。けれどもあなたは、「私は魔法の瞬間を待っているのだ。」という言い訳を使います。たった今、この瞬間を、魔法の瞬間にしましょう。この「今」を、海を2つに分け、空を開く、稲妻の瞬間にしましょう。この「今」を、魔法のように色彩やかな瞬間にしましょう。

あなたの石を手にとって下さい。ええ、あなたは言います。「トバイアス、そんなのはバカげている。石なんて、ありません。」私たちはあなたに、それを超えて行くようにお願いします。その石を、手にとって下さい。あなたのエネルギーを呼吸して下さい。それが石なのです。つまり、あなたのエネルギーのことです。それらを呼吸して下さい。あなた自身に、この - たった今、まさにここで - この瞬間を魔法の瞬間にして、祝福して下さい。もう、待つのは終わりです・・・ 私たちは待つことに、うんざりしています。あなたもまた、うんざりしています。

前進し始める瞬間です・・・ あなたがやると選んだことは何ですか? それは大きなものでも、小さなものでも良いのです。あなたが望むどんなことでも良いのです。それを生み出して下さい。発生させて下さい。


あなた方のなかには、これを体験した人もいます。数年前には想像すらできなかった場所に今、います。それもまた、拡大することができます。そこにとどまることはありません。あなた方にお願いしたいことがひとつ、あるとすれば、先程、話した通りです。あなたの情熱、あなたがやりたいことをする際に、覚えておいて下さい。それを、自分自身のためにして下さい。「ただ、自分だけのために」して下さい。自らの自己表現のためにして下さい。

傾向としては - それは裏目に出てしまうのですが - 世界を救うために、あるいは、少なくとも世界の特定の地域を救うために、何かをしたがる傾向があります。愛情溢れるあなたのなかの博愛主義的な性質がこう言います。「けれども、もっと病に苦しみ、落ちこんでいる人たちを、不自由な人たちすべてを、私が行って助けたいのだ。」 それもやってくるでしょう。けれども、あなたの情熱が何であれ、自分のためにやって下さい・・・ いいですか。他のあらゆるものにそれをあてはめるのを、やめて下さい。それは、見事なくらい、強力なエネルギーをもたらすからです。

世界を救おうとすれば、何が起こるか分かりますか? ええ、すると、一方で、世界もまた、あなたを救おうとします。自分自身のためにやって下さい・・・ 「あなたの」情熱です。あなたのための、あなたの情熱なのです。あなたが多少、利己的になったように感じるだろう、とは、私たちも分かっています。そこを通過して下さい。そこを超えて進んで下さい。自分自身のためにやって下さい。そうすれば道具が手に入るでしょう。そうすれば、準備ができた人たちを援助するにふさわしい、エネルギーのバランスを獲得できるでしょう。

要するに、新しいサポートが転がりこんできているのです。それは、あなたとともに取り組み、具現化する手助けをするのを待っているのです。あなたが待ち続けるなら、それは - 何と言うか - あなたのもとで、停滞してしまうようになります。すると、停滞したエネルギーに何が起こるか、分かりますか? それは、解放を求めるのです。変化を促進するために、他のエネルギーを招くのです。

では、少しの間、クリアーしましょう。シンプルに、深呼吸をするだけです。クリアーすることです。エネルギーを動かし、通して、物事を本来の、ありのままに見て、ある特定の、固定された幻想を受け入れずに、クリアーすること、起こっていることのたくさんの、たくさんの層を見ることです。現在、たくさんのことが進行しています。

世界中が変化する時なのです。世界は、それを求めて叫んでいます。それを求めて叫んでいるのです。私たちがこのクォンタム・リープの時に近づくにつれ、叫んでいるのです。自ら抱える「古いエネルギー」と、意識をクリアーする必要があるのです。肉体に滞ったエネルギーと、また、意識のエネルギーを、世界がクリアーする必要があります。

地球上には、古い信念体系があります。それは変化する準備ができています。それは、あなた方の多くがいまだに携えている覆いの一部でもあります。そして、その覆いは、創造されたあらゆるものはまた、破壊されなければならない、と言います。建てられたものはすべて、取り壊されなければならない、と言います。良いことが起きると、そのすべてに相反するエネルギーがついてくるわけです。向上するには、創造者は、破壊者を、陰と陽のバランスをつれてこなければならないのです。

しかし、もう、違います・・・ もう、違います。それは「創造者」と「破壊者」は一体である、という古い、二元的な考え方なのです。私たちは、シャーンブラとともに、それを超えて進むことができます。今日、このグループから始めましょう。

私たちの2番目のゲストのエネルギーをもたらしましょう - シバ(神)、破壊者です。(少々、笑) シバの破壊者としてのエネルギーが、入ってくるのを待っていました。ええ、それは、ここ数週間の間、地球上で非常に活発でした。この世界の多くの文化に強く根付いています。

もう、その時です・・・ いいですか、シバは、彼の、彼女の仕事がもう、好きではありません。(少々、笑) シバは随分前から、破壊者でいることにうんざりしていて、やめたがっていました。けれども、創造者が破壊者に付き添うべきだと感じている世界中の人たちは、そんなことをすれば、取り乱してしまったでしょう。でも、シバは、今日、シャーンブラとここにいるこの魔法の瞬間を、去って行くための素晴らしい機会だと捉えています。

さて、これはたくさんの人たちを怒らせることでしょう。(さらに笑) 彼らには破壊者のエネルギーが必要なので、バランスを崩しかねないからです。彼らの機能に欠かせないシステムの一部分だからです。

しかし、私たちはシバを手放します。だからといって、誰にも言う必要はありません。ただ、今日、シバを手放し、他のエネルギーを、創造者のエネルギーが、相反するものを必要としない新しいやり方を、自らが見出すままにしておきましょう。アンティテーゼ(対照)はいらないのです。

シバは少々、疲れています。ここしばらくの間、多忙で、少し憔悴していて、人類が彼の務めを・・・ 彼女の務めを免除するのに、なぜこれほど時間がかかるのか、当惑しています。ちなみにシバは、ユニセックス(男女)のエネルギーです。あなたが何を求めるによって、どちらのエネルギーにもなります。シバは常に、破壊する際に、構造を解体する時に、召集されてきました。ある意味で、それは適切なことでした。構造は、常に、再構築してもらいたいのです。けれども、破壊されなければならないということは、ありません。人間はシバをあまりにも文字通りに捉え、シバを破壊者に、エネルギーを滅ぼす者に仕立てたのです。

そしてあなたは、自分がある一定のリズムに陥っているのに気づきました。人類は、「構築し」、「破壊する」というリズムに入りこんでしまったのです。あなたも自らの人生にそれを見てきました。ある時はお金持ちで、次の日にはそれを破壊します。(少々、笑) 健康だったかと思うと、それを破壊します。恋人がいたかと思うと、ああ、それはシバではありませんね。他のものです。(さらに笑) 次に別々の道を行くわけです。

気分が良く、完全で、純粋に自分自身でいられる日があるかと思えば、あなたはシバに来てもらい、築き上げたものを破壊してしまいます。まるで神の見習いであるかのように、自分の創造したものが、完全な現実に入って行くのを許していないからです。ですから、あなたはシバをつれてきて、シバは破壊し、引き裂き、実際に変化を促進してきたのです。けれども、もう、破壊しなければならない、陰と陽を持たなければならない、という意識から出て行く時なのではないでしょうか。

さて、このことで、あなた方のなかにはフラストレーションを感じる人もいるでしょう。「陰と陽」という、相反するもの、2つの異なるやり方、「男性、女性」のような、すべての対立する力にあまりにもあなたは、なじんでいるからです。対立する力を持たない、というのがどんなことなのか、想像すらできないのです。自分が築き上げたものを、シバがやってきて破壊する、という状態をあまりにも当然のこととして受け入れてきました。

あなた方の多くがこう言います。「会社を設立しても、ある時点で何かがうまくいかなくなり、結局は倒産することになるのを自分は内側では知っている。」 「それが人生というものではないか。」 あなたは言います。築いたものを破壊しようと、シバがやってくるわけです・・・ 創造者の見習いが、完全な具現化を怖れてきたのです。

では、このシバのエネルギーを呼吸しましょう。彼女は剣を携えることなく、闇のエネルギーも持たずに、入ってきます・・・ そもそも、決してそのような存在では、なかったのです。彼女は本来、変容させる存在でした。人間が、シバを破壊者として、解釈したのです。

シバのエネルギーを呼吸しましょう。シバのエネルギーはまた、私たち1人1人の内部に存在し、私たちの意識の内側に存在し、私たちが機能し、信じるものの内側に存在しています。「私たちはシバを信じます。破壊者という存在を信じます。悪魔やルシファーや、バラバラに解体するエネルギーがあると、信じています。」

それらを呼吸し、少しの間、感じてみて下さい。シバを呼吸しましょう。彼女がやってきたすべてのワークに対して、彼に対し、敬意を表して下さい。シバを呼吸して、私たちの人生に、私たちの意識になぜ、このような信念体系が働くことが許されてきたのかについて、思いやりを感じましょう。それから、シバの務めを免除してあげましょう。彼女は、本来の自然なエネルギーへと戻りたがっています。もう、破壊者というレッテルを貼られたくはありません。物事をバラバラにして、取り壊したくはないのです。

いいでしょうか。私たちはもう、新しい、破壊的ではない形で、エネルギーを再構築することができるのです。エネルギーは優雅なものになることもできますし、流れて行くこともできるのです。

シバの深い呼吸をし、そして、解放して下さい。シバを、あなた自身の内側にいる、人間の意識の内部にある破壊者を、解放して下さい。他の人たちはこれからも、人生でシバと戯れたいと思うでしょう。けれども、今、今日、このエネルギーを解放することで・・・ シバを手放すことで・・・ もはや神でもなく・・・ 神として崇拝されることもなく・・・ もはや神のエネルギーでもなく・・・ ただ、すべての責務と職務から解放され・・・ 手放すことで・・・ 破壊のエネルギーを超えて、人生を進む準備ができている他の人間たちもまた、シバを彼らのもとから出してあげることが可能になります。

あなたもまた、それはもう、必要ありません。エネルギーに破壊してもらう必要はありません。変容でしょうか・・・ はい。変化と拡大でしょうか・・・ はい。でも、破壊することはありません。壊滅させることはありません。それは、クラリティのひとつであり、クリアーすることのひとつなのです。私たちは、破壊者の古い覆いをクリアーするのです。「創造者」は、唯一の「創造者」は、クリアーな「創造者」は、進化し、拡大し、流れて行きますが、破壊する必要はありません。

私たちは今日、シャーンブラのグループの人たちと、もうひとつ、別のことをします。タホー湖で6日前にシャーンブラとしたことです。この時点で、皆さんすべてにもたらしたいと思っていることで、シャーンブラの原動力のなかで起きている、興味深いことです。よろしいですか。あなたは、完全な自己へと自らを開きつつあるのです。かつては想像もつかなかった形で、すでにこのことをあなたは知っています。あなたは拡大しつつあります。成長しています。自分の本当の声と、オープンな自己との接触を再開しています。

それにつれて、あなたがまさに自分のアイデンティティの本質を変えるにつれて、そこにあの、人間の側面としてのあなたがいます。それはあなたの一部であり、あなたのひとつの側面です。その人間の側面は・・・ 私たちはそれを「エゴ」とは呼びたくありませんが、その方が認識しやすい人もいるでしょう。その人間の物語である、「小さな自己」が、いったい全体、何が起きているのか、不審に思っています。(少々、笑) その自己は、あなたがしていることを不審に思っているのです。

それはある意味で・・・ 「人間としての自己」は、「小さな自己」は、あなたが、完全な自己がいったい何をしているのかと、子供のように不安に思うのです。置き去りにするのだろうか? まだ、面倒を見てくれるのだろうか? まだ、愛してくれるのだろうか? 食べものを与えてくれるのだろうか? それは身体を持っているのですから。完全な自己は、身体を持ちません。「人間の自己」は持っています。ニーズがあります。感情を持っています。

この小さな自己は、時々、お分かりでしょうが、悪ガキのようになることがあります。あなたの足を引っ張るかのようです。反抗することもあります。地団太を踏み、このフワフワした、非現実的なものはもう、たくさんだ、と言います。(さらに笑) 時に、この自己は、延々と泣き続けます。あなたに注目してほしいのです。愛が必要なのです。ある時は、自分に対する仕打ちに対し、あなたに罪悪感を抱かせようとして、どこかへ隠れてしまいます。

また、別の時には、それは本当に、とても利巧になることがあります。こんなことを言います。「ああ、だけど、完全なる「神」としての自己よ、私があなたを所有しているんだよ。私があなたを作ったんだ。私が人間なんだ。マインドを持っているんだ。肉体を持っている。あなたには何もないじゃないか。あなたは私の幻覚が作り上げた、虚構なんだ。(さらに笑) 私があなたを所有している。ゆえに私がいる。私たちのスピリチュアルな旅を司っているのは、私であり、私なしにはあなたには旅ができないのだ。」

さて、その自己は、自らのスピリチュアリティを主張しようとします。それは本当に興味深い状況です。その小さな「人間としての自己」がある種、エネルギーの逆行分析をしているようなものです。それから、その自己は、あなたのスピリチュアルな旅を食い物にし始めます。コントロールし始めるのです。物語に入りこみ始め、それを使って、自分の物語を拡大するのです。

その徴候は極めてシンプルなものです。得意げに、自分がスピリチュアルであるという理由をつけて、自分という存在がいかに壮大で特別かを話します。マインドが読めるというフリをし始めます。予言までしますが、予言はあたることはありません。

ええ、そうですね。これが、「小さな自己」が「大きなスピリット」を支配する、伝統的なケースです。頻繁に起こることです。警戒すべきものではなく、単に、気づきを促すものに過ぎません。エネルギーがふさわしいものではないと感じるまで、ある程度までは、すべての人に起こることです。なんだか身動きがとれず、間違いなく不快に感じます。まるで、スピリチュアルな誇大広告を、「私はあなたよりも素敵な場所に立っているんだよ」というスピリチュアルなものを、貪欲に食い物にし続けるような感じです。その貪欲な食欲を満足させ続けることができないため、さらにクレージーなことをやり続けます。さらに、ドラマティックなこともやります。エネルギーが非常に歴然としてきます。

あなた方のなかには、私たちは知っていますが、自分自身のなかにこれを感じ、そこを超えて進んだ人もいます。なかには超えて進んだフリをしている人もいます。他人にそれをはっきりと見ている人もいます。これは単に、「小さな自己」が怖れている徴候に過ぎません。ですから、「大きな自己」を支配し、コントロールしようとするのです。

また、「小さな自己」が泣き叫ぶこともあります。「小さな自己」は苦痛を感じています。見棄てられたように感じています。あなた方の多くが、この「見棄てられた」という問題を感じ続けています。「ああ」 あなたは言います。「私は過去世で、見棄てられたに違いない。」 もう一度、考えてみて下さい。あなたは、この生涯において、あなたと、あなた自身から見棄てられたのです。(笑)

ですから、それはたくさんの異なるやり方で機能していますが、私たちはたった今、ここで、この魔法の瞬間において、それが起きていることを認めてあげるのです。あなたが拡大し、上昇し、これらの新しい領域に入って行って、自分の人生に新たな理解と意味をもたらす時、少しの間、立ち止まって下さい。「小さな自己」が、「人間としての自己」が、何かを必要としているかもしれないからです。だからといって、このすべてに屈して、「小さな人間の物語」に戻るということではありません。単に、それがあなたの一部であることを理解するだけです。あなたは、それを置き去りにして、旅に出たくはないからです。その自己を見棄てたくはありません。なぜなら、遅かれ早かれ、戻ってきて、あなたをみつけるからです。そうなると、その自己は本当に激怒して、取り乱すでしょう。

では、この瞬間、たった今、この場所に座り、しばらく時間をとりましょう。呼吸して下さい。あなたはあなたの「本当の自己」のエネルギーのなかにいます。たった今、「拡大した自己」のなかにいます。

そして、そこにはあの「人間としての自己」がいます。重い足取りで毎日、仕事に出かけ、請求書の支払いをして、食べものを身体にとりこみ、エクササイズをして、交通渋滞を通り抜け、少しでも睡眠をとろうとする、あなたの一部です。その部分について、私たちは話しています。それが、「人間としての自己」なのです。たった今、それを愛せますか? 「人間としての自己」を、ただ、抱きしめることができるでしょうか? あなたが石を創造したように、たった今、その自己を抱擁して下さい。

あなたの「人間としての自己」に腕をまわしているのをイメージして下さい・・・ 「あなた」を抱きしめ・・・ 「あなた」を愛し・・・ 「あなた」という人間性を安心させてあげるのです・・・ その身体を大事にするのだ、と・・・ マインドに刺激を与えると - 私たちはマインドを超えて行きますが、マインドを置き去りにはしないのだと・・・ 「人間としての自己」に、芝を刈り、食器洗いをする自己に、感謝しているのだと伝え・・・ 「人間としての自己」が、目を覚まし、活動する、あらゆる瞬間に、愛されていることを伝え・・・ 「人間としての自己」を抱きしめて、決して置き去りにはしないと安心させ・・・ 決して忘れることはないと・・・ 拒絶されることはないと・・・ 伝えて下さい。あなた自身を、抱きしめて下さい。これまでしたことがないくらい、優しく、自分自身にキスをして下さい。

人間としての側面を破壊する必要などありません。人間性は素晴らしいものです。シバがやってきて、人間を破壊する必要はありません。あなたが拡大した状態においてすら、人間性を抱きしめ、愛し、体現することです。あなたは決して、自分自身をひとりにしたくはないのです。私たちがあなたを決して、ひとりにしないのと同じように。

そして、そういうことなのです!
(And so it is!)




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