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November 9, 2005
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カテゴリ: 自己啓発
09060 あなたの過去を愛せ!

ボクは、自分の出身地を愛している人が、好きだ。
故郷は、自分を育ててくれた大切な場所だ。自分と、とても深く結びついているのだ。
あなたの生きてきた過去も同様だ。それは、声高に、誰にでも伝えられるほど、立派なものではないものかもしれないが、あなただけの、とても大切なものと考えたい。
過去があるから、今のあなたがいる。それは、ほかにも増して、確かなことだ。
あなたの過去を愛そう。

自分の過去と決別して、新たな自分になることは、難しいことだ。もっと言うならば、それは、もったいないことである。
それよりも、過去の経験・知識をベースにして、そこに、深く根を下ろした上で、そこから、先に手を伸ばすように考えた方が良い。
あなたの過去を、都合良く解釈し、自分のモチベーションに変えてしまおう。あなたの置かれた環境を、良いように解釈しよう。


よく、成功した人は、自分の幼少時代の悲惨な体験を、過去を克服するための、強い動機にしている。
貧しい家庭環境に生まれたことから、リッチな大富豪を目指して、夢を実現したりする。これは「逆境をバネにした」生き方だ。

ボクは、大工の家に生まれた。
そこそこ、豊かな家だったのだが、恵まれていたのは、常に手で何かを作り出す、という気概にあふれた家庭だったことだ。
木を自分の手で加工して、何かを作るということが、日常的に行われていたので(当たり前だ)、工作するという習慣が、自然に身についた。よく貯金箱を作ったり、ゴルフのクラブを作ったり、パチンコのゲーム盤を作ったりして、遊んでいた。祖父に、木を削ってもらって、野球用のバットを作ってもらったこともあった。これは、今考えても、すごいことだ。
父は、とても無口なので、あまり熱心に語り合うことがなかったが、その分、いろいろな物作りを一緒にすることによって、ボクら子供と、モノを通して、語り合っていたのかもしれない。
ボクが、サラリーマンになろうとは全く思わずに、初めは大工さんに、その後は、映画監督になろうと思ったのは、常に物作りをしていた家庭環境の影響であることに、疑いようがない。

話は変わるが、同じように「環境を生かす」例として、「二世タレント」のことを考える。「二世タレント」とは、ご存じのように、親が有名人の子供のことだ。
誰でも、彼らのもてはやされぶりを、うらやましいと思うことだろう。
でもどうして、彼らが、こんなにも優遇されるのだろうか。
前に、的確な分析を聞いた。


もちろん、親の活躍が重荷になり、プレッシャーに押しつぶされてしまう例も、とても多いようだ。ひとりの人間として見られる前に「あの人のお子さん」として見られるのは、つらいこともあるだろう。それは気の毒だ。
しかし、活動を始めていないスタート地点で、シード権(トーナメント戦の優遇措置。初戦をパスして、二回戦から参戦できる権利)を持っている点は、かなり優遇された立場である。ボクらからすれば、うらやましい。

あなたは、どのような環境に暮らしているのだろうか。
環境が豊かであったり、貧弱であったりしても、それを自分の有利なように、利用すべきである。
逆境をバネにすることは、強い動機である。


そして、それは、あなたに、パワーを与えてくれるものに、なるはずだ。






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Last updated  March 28, 2006 11:08:14 AM
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